日経平均は597円安、寄り後はもみ合い
日経平均は597円安(9時10分現在)。今日の東京株式市場は売りが先行した。外為市場で1ドル=143円30銭台と、昨日15時頃と比べ1円90銭ほど円高・ドル安に振れたことが東京市場で輸出株などの株価の重しとなった。また、明日発表される8月の米雇用統計を見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあった。一方、3日に主要指数が大幅安となった米株式市場は、昨日は主要指数が高安まちまちだったが、ダウ平均や主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が小幅ながら反発したことが東京市場で安心感となった。また、昨日の日経平均が1600円を超す下げとなったことから、自律反発狙いの買いが入りやすかったが、寄付き段階では売りが優勢だった。寄り後、日経平均はもみ合いとなっている。
《SK》
提供:フィスコ