話題株ピックアップ【夕刊】(3):カルナバイオ、ワンキャリア、セラク
■カルナバイオサイエンス <4572> 460円 +44 円 (+10.6%) 本日終値
カルナバイオサイエンス<4572>は大幅高。同社は2日の取引終了後、血液がんを対象疾患として開発を進める次世代型BTK阻害剤AS-1763について、フェーズ1b試験での用量拡大パートの開始が決まったと発表。これを手掛かり視した買いが入ったようだ。同試験を構成する用量漸増パートの現時点までの途中経過において、高い安全性と忍容性、治療効果の期待できる十分な血中薬物濃度と高い全奏効率を確認できたため、治験責任医師の合意のもと、用量拡大パートへ移行することとなった。速やかに患者エントリーを行い、安全性や有効性などを評価したうえで、フェーズ2試験の推奨用量を決定する計画という。
■ワンキャリア <4377> 4,525円 +400 円 (+9.7%) 本日終値
ワンキャリア<4377>が大幅高で5日ぶりに反発。この日午前中に、熊本県の「令和6年度(2024年度)熊本県戦略的UIJターン就職加速化業務」において、事業者として採択されたと発表しており、好材料視された。熊本県では、UIJターン就職希望者や人材を求める県内企業の窓口として17年1月に「熊本県UIJターン就職支援センター」を設置し、今年度からは移住相談窓口と統合して「くまもと移住定住・UIJターン就職支援センター」(くまモンふるさとセンター)に変更している。同業務では同センターと連携して、関東、関西、九州北部(熊本県を除く)地域の求職者をメインターゲットに、就職支援セミナーや就職関連イベントを開催することで、UIJターン就職を強力に後押しし、県内の人手不足の緩和に寄与することを目指すとしている。
■セラク <6199> 1,477円 +107 円 (+7.8%) 本日終値
セラク<6199>が大幅反発。午前10時ごろ、法人向けChatGPTサービス「NewtonX」が、米オープンAI社の最新モデル「GPT-4o」と「GPT-4o mini」の対応を開始したと発表しており、好材料視された。これにより、処理速度が高速化され、より多くの情報を短時間で処理することが可能となったほか、日本語を含む多言語において精度が向上しており、より早くより高精度な回答生成が可能になったとしている。
■ココペリ <4167> 494円 +30 円 (+6.5%) 本日終値
ココペリ<4167>が大幅高で3日続伸。2日の取引終了後、子会社キー・ポイントが、ココペリの持つ金融機関のネットワークを活用し、地域金融機関のDXをサポートするサービスの展開を開始したと発表しており、好材料視された。キー・ポイントは、業務効率化を支援するセキュアなファイル共有とメール管理のサービスを主に提供しており、これらのサービスを通して、セキュリティ要件の厳しい金融業界において情報漏洩と重要情報の見落としを防止し、リソース配分の最適化をサポートすることで生産性向上と業務効率化に寄与するという。なお、サービス開始は10月以降を予定している。
■倉元製作所 <5216> 397円 +23 円 (+6.2%) 本日終値
倉元製作所<5216>は反発。2日取引終了後、新たな事業として業務用支援ロボット事業を開始すると発表。これが買い材料視された。業務用支援ロボットの開発、販売などを手掛けるアイウイズロボティクス(東京都品川区)を11月1日付(予定)で完全子会社化して新事業を展開していく。アイウイズロボティクスの23年12月期通期の売上高は約3億2600万円、純利益は約1600万円。
■ダブルエー <7683> 1,398円 +80 円 (+6.1%) 本日終値
ダブルエー<7683>が急反発し、年初来高値を更新した。2日の取引終了後、8月度単体の月次概況を公表した。速報ベースの売上高は前年同月比で約31%増の13億3600万円と4カ月連続の増収となった。高い増収率を示したこともあって、好感されたようだ。8月の店舗販売は台風による影響を受けながらも、秋物の立ち上がりで販売を始めたパンプスとスニーカーが好調に推移した。店舗販売は約15%増の6億7200万円となった。
■オーケストラ <6533> 986円 +56 円 (+6.0%) 本日終値
Orchestra Holdings<6533>が大幅高で3日続伸。2日の取引終了後、子会社のヴェスがテスト設計の最適化を目的に生成AIの活用を開始したと発表。これを手掛かり視した買いが入ったようだ。ヴェスはソフトウエアの第三者検証サービスを展開。エンジニアと生成AIの協働によりテスト設計において人の作業で生じる「バラつき」の問題の解消を図るとともに、テスト設計の最適化を通じ、高品質なサービスの提供につなげる。
■IBJ <6071> 670円 +37 円 (+5.9%) 本日終値
IBJ<6071>が大幅高で3日続伸。2日の取引終了後に発表した8月度の結婚相談所事業の新規入会者数が前年同月比26.7%増の5653人と好調だったことが好感された。会社側によると、特にオーネットが本格稼働を開始した6月以降の新規入会者数が3カ月連続好調で、従来のIBJ加盟店・直営店のオーガニックな成長に加え、オーネットの寄与もあり昨年比で毎月1000人程度のベースアップを実現しているという。また、月間お見合い件数も同18.8%増の6万9270件となり、過去最高を更新しており、前年より1カ月早いペースで年初からの累計50万件を突破した。
■ENECHANGE <4169> 300円 +15 円 (+5.3%) 本日終値
ENECHANGE<4169>が上げ足加速。同社は消費者向けに電力・ガス切り替えプラットフォームの運営を行うほか、電力会社を顧客対象にクラウド型デジタルトランスフォーメーション(DX)支援サービスを展開している。業績は22年12月期、23年12月期と連続で営業大幅赤字となるなど低迷を余儀なくされており、経営の立て直しに傾注している。電気自動車(EV)の充電事業を巡る会計処理問題も重荷となっていたが、そうしたなか、2日取引終了後に新体制のもとで新たな事業計画を発表した。決算期をこれまでの12月期から3月期に変更し、数値目標としては25年3月期に売上高ベースで65億円(23年12月期は通期で43億7900万円)を掲げている。EV充電設備の設置拡大や電力・ガス比較サイトの事業拡大に取り組む構えにあり、新たな事業計画発表が足もとの株価を強く刺激する格好となった。
■Mipox <5381> 667円 +32 円 (+5.0%) 本日終値
Mipox<5381>は大幅高で4連騰、今期業績予想の上方修正発表を好感する形で8月13日にマドを開けてストップ高に買われたが、その後も目先筋の売り物を吸収し上値指向を継続、前週後半から改めて上値追い態勢を強めている。表面加工処理に使う液体研磨剤で高水準の商品シェアを確保し、パワー半導体向けエッジ研磨や表面研磨でも高い実績を有する。世界的なデータセンター増設の動きを背景にハイテク関連製品分野で商機を高めており、同関連の有力銘柄として注目度が高まっている。25年3月期の最終利益は従来予想の2億円から6億円(前期は4億800万円の赤字)に大幅増額しており、業績急回復を背景に継続的な買い攻勢が目立つ。きょうは今年3月21日につけた年初来高値668円を一気に抜き去り、一時1年2カ月ぶりとなる700円台を回復する場面があった。
●ストップ高銘柄
イシン <143A> 1,307円 +300 円 (+29.8%) ストップ高 本日終値
ジーダット <3841> 2,300円 +400 円 (+21.1%) ストップ高 本日終値
マーキュリー <5025> 733円 +100 円 (+15.8%) ストップ高 本日終値
MX前向き <1485> 52,450円 +7,000 円 (+15.4%) ストップ高 本日終値
雨風太陽 <5616> 1,139円 +150 円 (+15.2%) ストップ高 本日終値
など、6銘柄
●ストップ安銘柄
サンウェルズ <9229> 2,416円 -500 円 (-17.2%) ストップ安 本日終値
以上、1銘柄
株探ニュース
カルナバイオサイエンス<4572>は大幅高。同社は2日の取引終了後、血液がんを対象疾患として開発を進める次世代型BTK阻害剤AS-1763について、フェーズ1b試験での用量拡大パートの開始が決まったと発表。これを手掛かり視した買いが入ったようだ。同試験を構成する用量漸増パートの現時点までの途中経過において、高い安全性と忍容性、治療効果の期待できる十分な血中薬物濃度と高い全奏効率を確認できたため、治験責任医師の合意のもと、用量拡大パートへ移行することとなった。速やかに患者エントリーを行い、安全性や有効性などを評価したうえで、フェーズ2試験の推奨用量を決定する計画という。
■ワンキャリア <4377> 4,525円 +400 円 (+9.7%) 本日終値
ワンキャリア<4377>が大幅高で5日ぶりに反発。この日午前中に、熊本県の「令和6年度(2024年度)熊本県戦略的UIJターン就職加速化業務」において、事業者として採択されたと発表しており、好材料視された。熊本県では、UIJターン就職希望者や人材を求める県内企業の窓口として17年1月に「熊本県UIJターン就職支援センター」を設置し、今年度からは移住相談窓口と統合して「くまもと移住定住・UIJターン就職支援センター」(くまモンふるさとセンター)に変更している。同業務では同センターと連携して、関東、関西、九州北部(熊本県を除く)地域の求職者をメインターゲットに、就職支援セミナーや就職関連イベントを開催することで、UIJターン就職を強力に後押しし、県内の人手不足の緩和に寄与することを目指すとしている。
■セラク <6199> 1,477円 +107 円 (+7.8%) 本日終値
セラク<6199>が大幅反発。午前10時ごろ、法人向けChatGPTサービス「NewtonX」が、米オープンAI社の最新モデル「GPT-4o」と「GPT-4o mini」の対応を開始したと発表しており、好材料視された。これにより、処理速度が高速化され、より多くの情報を短時間で処理することが可能となったほか、日本語を含む多言語において精度が向上しており、より早くより高精度な回答生成が可能になったとしている。
■ココペリ <4167> 494円 +30 円 (+6.5%) 本日終値
ココペリ<4167>が大幅高で3日続伸。2日の取引終了後、子会社キー・ポイントが、ココペリの持つ金融機関のネットワークを活用し、地域金融機関のDXをサポートするサービスの展開を開始したと発表しており、好材料視された。キー・ポイントは、業務効率化を支援するセキュアなファイル共有とメール管理のサービスを主に提供しており、これらのサービスを通して、セキュリティ要件の厳しい金融業界において情報漏洩と重要情報の見落としを防止し、リソース配分の最適化をサポートすることで生産性向上と業務効率化に寄与するという。なお、サービス開始は10月以降を予定している。
■倉元製作所 <5216> 397円 +23 円 (+6.2%) 本日終値
倉元製作所<5216>は反発。2日取引終了後、新たな事業として業務用支援ロボット事業を開始すると発表。これが買い材料視された。業務用支援ロボットの開発、販売などを手掛けるアイウイズロボティクス(東京都品川区)を11月1日付(予定)で完全子会社化して新事業を展開していく。アイウイズロボティクスの23年12月期通期の売上高は約3億2600万円、純利益は約1600万円。
■ダブルエー <7683> 1,398円 +80 円 (+6.1%) 本日終値
ダブルエー<7683>が急反発し、年初来高値を更新した。2日の取引終了後、8月度単体の月次概況を公表した。速報ベースの売上高は前年同月比で約31%増の13億3600万円と4カ月連続の増収となった。高い増収率を示したこともあって、好感されたようだ。8月の店舗販売は台風による影響を受けながらも、秋物の立ち上がりで販売を始めたパンプスとスニーカーが好調に推移した。店舗販売は約15%増の6億7200万円となった。
■オーケストラ <6533> 986円 +56 円 (+6.0%) 本日終値
Orchestra Holdings<6533>が大幅高で3日続伸。2日の取引終了後、子会社のヴェスがテスト設計の最適化を目的に生成AIの活用を開始したと発表。これを手掛かり視した買いが入ったようだ。ヴェスはソフトウエアの第三者検証サービスを展開。エンジニアと生成AIの協働によりテスト設計において人の作業で生じる「バラつき」の問題の解消を図るとともに、テスト設計の最適化を通じ、高品質なサービスの提供につなげる。
■IBJ <6071> 670円 +37 円 (+5.9%) 本日終値
IBJ<6071>が大幅高で3日続伸。2日の取引終了後に発表した8月度の結婚相談所事業の新規入会者数が前年同月比26.7%増の5653人と好調だったことが好感された。会社側によると、特にオーネットが本格稼働を開始した6月以降の新規入会者数が3カ月連続好調で、従来のIBJ加盟店・直営店のオーガニックな成長に加え、オーネットの寄与もあり昨年比で毎月1000人程度のベースアップを実現しているという。また、月間お見合い件数も同18.8%増の6万9270件となり、過去最高を更新しており、前年より1カ月早いペースで年初からの累計50万件を突破した。
■ENECHANGE <4169> 300円 +15 円 (+5.3%) 本日終値
ENECHANGE<4169>が上げ足加速。同社は消費者向けに電力・ガス切り替えプラットフォームの運営を行うほか、電力会社を顧客対象にクラウド型デジタルトランスフォーメーション(DX)支援サービスを展開している。業績は22年12月期、23年12月期と連続で営業大幅赤字となるなど低迷を余儀なくされており、経営の立て直しに傾注している。電気自動車(EV)の充電事業を巡る会計処理問題も重荷となっていたが、そうしたなか、2日取引終了後に新体制のもとで新たな事業計画を発表した。決算期をこれまでの12月期から3月期に変更し、数値目標としては25年3月期に売上高ベースで65億円(23年12月期は通期で43億7900万円)を掲げている。EV充電設備の設置拡大や電力・ガス比較サイトの事業拡大に取り組む構えにあり、新たな事業計画発表が足もとの株価を強く刺激する格好となった。
■Mipox <5381> 667円 +32 円 (+5.0%) 本日終値
Mipox<5381>は大幅高で4連騰、今期業績予想の上方修正発表を好感する形で8月13日にマドを開けてストップ高に買われたが、その後も目先筋の売り物を吸収し上値指向を継続、前週後半から改めて上値追い態勢を強めている。表面加工処理に使う液体研磨剤で高水準の商品シェアを確保し、パワー半導体向けエッジ研磨や表面研磨でも高い実績を有する。世界的なデータセンター増設の動きを背景にハイテク関連製品分野で商機を高めており、同関連の有力銘柄として注目度が高まっている。25年3月期の最終利益は従来予想の2億円から6億円(前期は4億800万円の赤字)に大幅増額しており、業績急回復を背景に継続的な買い攻勢が目立つ。きょうは今年3月21日につけた年初来高値668円を一気に抜き去り、一時1年2カ月ぶりとなる700円台を回復する場面があった。
●ストップ高銘柄
イシン <143A> 1,307円 +300 円 (+29.8%) ストップ高 本日終値
ジーダット <3841> 2,300円 +400 円 (+21.1%) ストップ高 本日終値
マーキュリー <5025> 733円 +100 円 (+15.8%) ストップ高 本日終値
MX前向き <1485> 52,450円 +7,000 円 (+15.4%) ストップ高 本日終値
雨風太陽 <5616> 1,139円 +150 円 (+15.2%) ストップ高 本日終値
など、6銘柄
●ストップ安銘柄
サンウェルズ <9229> 2,416円 -500 円 (-17.2%) ストップ安 本日終値
以上、1銘柄
株探ニュース