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東京株式(前引け)=続伸、朝高後は上げ幅縮小する展開に

 2日前引けの日経平均株価は前営業日比62円13銭高の3万8709円88銭と続伸。前場のプライム市場の売買高概算は7億4661万株、売買代金概算は1兆6838億円。値上がり銘柄数は472、対して値下がり銘柄数は1123、変わらずは51銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場は朝方はリスク選好ムードのなか、日経平均が寄り付きに370円あまりの上昇で3万9000円台を回復したが、その後は一貫して上げ幅を縮小する動きとなった。前週末の米国株市場では発表された7月のPCEデフレーターが市場コンセンサスと合致したことで安心感が広がり、主要株価指数が揃って上昇、NYダウは過去最高値を更新した。これを受けて東京市場も朝方は強気優勢の地合いとなったが、3万9000円台回復で目先達成感もあり、その後は利益確定売りを誘っている。値下がり銘柄数が全体の7割近くを占めている。TOPIXはわずかながらマイナス圏で引けた。

 個別ではアドバンテスト<6857>が商いを伴い上昇、東京エレクトロン<8035>も頑強。IHI<7013>が大きく水準を切り上げ、川崎重工業<7012>も物色人気に。さくらインターネット<3778>が大幅高となった。ラクーンホールディングス<3031>が急騰、ACCESS<4813>の上げ足も目立っている。半面、売買代金首位のレーザーテック<6920>、同2位のディスコ<6146>がいずれも軟調、ソニーグループ<6758>も冴えない。日本郵船<9101>も売りに押された。アンビスホールディングス<7071>、ホーチキ<6745>が急落、住友ファーマ<4506>も大幅安。

出所:MINKABU PRESS

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