日経平均は13円安、寄り後は昨日終値近辺で推移
日経平均は13円安(9時10分現在)。今日の東京株式市場は、やや買いが先行した。昨日の米株式市場でダウ平均が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。また、このところの日経平均が朝方軟調の後に底堅く推移することが多いことから、株価の腰の強さを指摘する向きもあった。一方、昨日の米株式市場ではハイテク株比率が高いナスダック総合指数や、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が下落しており、東京市場でハイテク株や半導体関連株の株価の重しとなった。また、米国で今晩、7月の米個人所得・個人消費支出(PCE)など注目度の高い経済指標が発表されることから、これらを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあり、寄り後、日経平均は昨日の終値をはさんで推移している。
《SK》
提供:フィスコ