日経平均は338円安、寄り後は下げ幅拡大
日経平均は338円安(9時10分現在)。今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、好決算を発表した米エヌビディア株が時間外取引で下落したことも投資家心理を委縮させた。さらに、日経平均はこのところ38000円台前半が日々の高値となっていることから上値の重さが意識された。一方、注目された米エヌビディアの5-7月期決算が予想を上回る水準だったことが安心感となった。また、日経平均はこのところ朝方に軟調な後は底堅く推移する日が多く、相場の腰の強さを指摘する向きもあったが、寄付き段階では売りが優勢だった。寄り後、日経平均は下げ幅を拡大している。
《SK》
提供:フィスコ