日経平均は21円高、寄り後は上げに転じる
日経平均は21円高(9時10分現在)。今日の東京株式市場は、売りが先行した。外為市場で1ドル=144円00銭台と、昨日15時頃と比べ80銭ほど円高・ドル安方向に振れたことが東京市場で輸出株などの重しとなった。また、今晩の米株式市場の通常取引終了後に米エヌビディアが発表する5-7月期決算を見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあった。一方、昨日の米株式市場で主要3指数(ダウ平均、ナスダック総合指数、S&P500)が小幅ながら上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。また、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が1%を超す上昇となったことが東京市場の半導体関連株の株価下支え要因となり、寄り後、日経平均は上げに転じた。
《SK》
提供:フィスコ