【市況】伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」 (8月28日記)
伊藤智洋(テクニカルアナリスト)
日経平均株価は、最近のジグザグに上値、下値を切り下げる動きが上昇途中のもみ合いなら、本日が8月23日高値の3万8424円を超えて一気に上げ幅を拡大する動きになると考えられます。
本日が上昇しても、3万8424円以上の地点で上値を抑えられて、ジグザグの動きを継続する格好になる場合、最近のジグザグが下降を開始するきっかけを待っている状態である可能性が大きくなります。
本日の価格が下げて、26日の安値3万7825円を割ると、3万8424円が戻り高値となって、現在はすでに下降の流れへ入っているという見方が有力になります。
弱気の流れを確認した後は、まずは一気に19日安値の3万7318円(または7日から8日までと同程度の下げ幅となる3万6782円)程度まで下げる動きになる公算です。
情報提供:パワートレンド=伊藤智洋のPower Trend
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【伊藤智洋 プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。2月10日発売!最新刊「高速取引・AI・アルゴのやっかいな値動きに負けない 弱者でも勝ち続ける『株』投資術」、「勝ち続ける投資家になるための 株価予測の技術[決定版]」(ともに日本実業出版社)など著書多数。
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