アドテストなど半導体製造装置関連が安い、エヌビディア決算前に持ち高調整の売り
アドバンテスト<6857>が3日続落で始まったほか、東京エレクトロン<8035>、ディスコ<6146>など半導体製造装置大手の株価が軒並み軟調なスタートとなった。現地時間で今週28日に発表が予定される米画像処理半導体大手エヌビディア<NVDA>の5~7月期決算にマーケットの耳目が集まっている。大幅増収増益が見込まれているが事前の市場コンセンサスのハードルが高く、先行きの見通しも含めて株価の反応がどうなるかは未知数。そうしたなか、前日の米国株市場では足もとで半導体セクターにポジション調整の売りが表面化した。エヌビディアの株価は2%超の下げとなり、このほかインテル<INTC>やアドバンスト・マイクロ・デバイシズ<AMD>、アプライド・マテリアルズ<AMAT>、マイクロン・テクノロジー<MU>といった主力銘柄が一様に売りに押される展開だった。これを受けて、東京市場でもエヌビディアと取引関係の厚いアドテストをはじめ、半導体製造装置関連への買いが手控えられる状況となっている。
出所:MINKABU PRESS
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