日経平均テクニカル:続伸、赤三兵で暴落後の高値
23日の日経平均は続伸した。ザラ場高値と終値はともに、暴落した5日以降の最高値となった。ローソク足は4本連続陽線で終了。高値、安値、終値がそろって切り上げを続ける「赤三兵」を示現して買い意欲の強さを窺わせた。一目均衡表では転換線が上昇を続けたほか、弱気シグナルが縮小し、順調な地合い改善を裏付ける形となった。25日移動平均線との乖離率は2.84%と買われ過ぎラインの5%まで余裕を残し、東証プライム市場の騰落レシオ(25日ベース)は101.84%と中立圏中央の100%近傍にあることから、過熱感は薄いとみられる。
《CS》
提供:フィスコ