日経平均は163円高、植田日銀総裁などの発言で市場の波乱なく安心感
日経平均は163円高(13時50分現在)。日経平均寄与度では、ファーストリテ<9983>、テルモ<4543>、信越化<4063>などがプラス寄与上位となっており、一方、東エレク<8035>、アドバンテスト<6857>、レーザーテック<6920>などがマイナス寄与上位となっている。セクターでは、精密機器、その他金融業、石油石炭製品、建設業、証券商品先物が値上がり率上位、電気機器、卸売業、非鉄金属、保険業、情報・通信業が値下がり率上位となっている。
日経平均は堅調に推移している。注目された衆院財務金融委員会での植田日銀総裁などの発言に対する市場の反応が限定的となっていることが安心感となっているもよう。一方、朝方に比べやや円高・ドル安方向に振れていることに加え、今晩は「ジャクソンホール会議」でのパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の講演が予定されていることから、これを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもある。
《SK》
提供:フィスコ