後場の日経平均は178円安でスタート、資生堂や川崎重などが下落/後場の寄り付き概況
日経平均 : 37884.10 (-178.82)
TOPIX : 2660.47 (-10.07)
[後場寄り付き概況]
後場の日経平均は前日比178.82円安の37884.10円と、前引け(37805.35円)から下げ幅を縮小してスタート。ランチタイム中の日経225先物は37780円-37890円のレンジでもみ合い。ドル・円は1ドル=145.30-40円と午前9時頃とほぼ同水準。アジア市況は上海総合指数がマイナス圏で推移し0.4%ほど下落している一方、香港ハンセン指数は下落して始まった後にやや下げ渋り1.0%ほど下落している。
後場の東京市場は前引けに比べやや買いが先行して始まった。前場の日経平均は下落したものの、下値の堅い展開だったことが市場の安心感となっているもよう。一方、円相場の方向感が定まらず、また、23日の衆参両院の閉会中審査での植田日銀総裁の発言や、同じく23日の「ジャクソンホール会議」でのパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の講演など、重要イベントが控えていることから、積極的な買いを見送る向きもある。
セクターでは、石油石炭製品、保険業、鉱業が下落率上位となっている一方、空運業、精密機器、その他製品が上昇率上位となっている。
東証プライム市場の売買代金上位では、資生堂<4911>、東電力HD<9501>、レーザーテック<6920>、TOWA<6315>、IHI<7013>、ディスコ<6146>、ダイキン<6367>、アドバンテスト<6857>、ローツェ<6323>、川崎重<7012>が下落。一方、7&iHD<3382>、キヤノン<7751>、キーエンス<6861>、アステラス薬<4503>、ニトリHD<9843>、メルカリ<4385>、楽天グループ<4755>、ソニーG<6758>、リクルートHD<6098>、さくら<3778>が上昇している。
《CS》
提供:フィスコ