コニカミノルタが続伸、中国・無錫拠点の生産終了発表で採算改善に期待
コニカミノルタ<4902>が続伸している。20日の取引終了後、中国江蘇省無錫市のコニカミノルタ・ビジネス・テクノロジーズ(以下「コニカミノルタWUXI」)の生産を25年前半までに終了すると発表しており、将来的な採算改善につながるとの期待感から買いが入っている。
同社は中国において1994年に東莞で生産を開始し、市場拡大に伴い2004年にコニカミノルタWUXIを設立したが、一国での生産集中リスク回避を目的に14年にマレーシアに生産子会社を設立し生産を拡大、22年には一部の商業印刷機を日本へ生産移管している。コニカミノルタWUXIの生産終了に伴い、今後は同拠点の生産製品をマレーシアや日本、東莞市の拠点へ移管し、生産体制の最適化を加速させ、収益力強化に努めるとしている。なお、同件に伴い25年3月期に約60億円の損失額を見込んでいるが、業績予想には織り込み済みとしている。
出所:MINKABU PRESS
同社は中国において1994年に東莞で生産を開始し、市場拡大に伴い2004年にコニカミノルタWUXIを設立したが、一国での生産集中リスク回避を目的に14年にマレーシアに生産子会社を設立し生産を拡大、22年には一部の商業印刷機を日本へ生産移管している。コニカミノルタWUXIの生産終了に伴い、今後は同拠点の生産製品をマレーシアや日本、東莞市の拠点へ移管し、生産体制の最適化を加速させ、収益力強化に努めるとしている。なお、同件に伴い25年3月期に約60億円の損失額を見込んでいるが、業績予想には織り込み済みとしている。
出所:MINKABU PRESS