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話題株ピックアップ【夕刊】(2):オプティム、シンフォニア、Jエレベータ

■オプティム <3694>  593円  +20 円 (+3.5%)  本日終値
 オプティム<3694>が反発。15日の取引終了後、佐賀県武雄市が公募した「令和6年度武雄市公式スーパーアプリ構築業務」の受託者に選定されたと発表しており、好材料視された。「武雄市公式スーパーアプリ」は、ごみカレンダーや行政からのお知らせ配信など、さまざまな機能を搭載する予定で「自治体公式スーパーアプリ」を用いて構築するという。提供開始は12月を予定している。

■シンフォニア <6507>  4,040円  +125 円 (+3.2%)  本日終値
 シンフォニア テクノロジー<6507>は続伸歩調。5月13日の高値(4040円)を上回り約3カ月ぶりに年初来高値を更新した。同社が今月6日に発表した4~6月期連結決算は売上高が前年同期比11.8%増の214億4000万円、営業利益が同3.1倍の19億2600万円だった。防衛関連や、半導体製造工場建設に伴う設備工事関連の需要が活発だったことが追い風となった。これを評価した買いが続いている。

■Jエレベータ <6544>  2,853円  +81 円 (+2.9%)  本日終値
 ジャパンエレベーターサービスホールディングス<6544>が5日続伸。同社が今月8日に発表した4~6月期連結決算は売上高が前年同期比21.6%増の115億4400万円、営業利益が同47.1%増の19億2400万円だった。保守契約台数が堅調に推移したほか、事業拡大に備えた営業体制の強化や部品供給停止物件の提案強化などでリニューアル業務も増加した。この発表以降、好決算を評価した買いが続いている。

■AppBank <6177>  118円  +30 円 (+34.1%) ストップ高   本日終値
 AppBank<6177>が続急伸。15日の取引終了後、13日に発表した24年12月期第2四半期決算の紹介記事が、「ティッカートーク」に掲載されたと発表しており、好材料視されたようだ。なお、「ティッカートーク」は、ティッカートーク(東京都港区)が運営する個人投資家向けメディア。

■ブイ・テクノロジー <7717>  2,908円  +278 円 (+10.6%)  本日終値  東証プライム 上昇率8位
 ブイ・テクノロジー<7717>が5連騰。15日の取引終了後、国内大手フォトマスクメーカーから、フォトマスク欠陥修正装置「Draco(ドラコ)」を受注したと発表したことが好感された。今回受注した「Draco」は、局所真空技術と収束イオンビームを用いた世界初のフォトマスク欠陥修正装置で、修正位置精度の高さや従来方式では実現が難しい加工端が滑らかで優れた仕上がりを実現するエッチング機能、欠落部分の回路形成を行うデポジション機能などの微細加工性能、局所真空によるマスクの投入排出時間の短縮、省スペース性などに高い評価を受け、注文に至ったという。受注金額などは非開示となっている。

■シェアテク <3989>  690円  +63 円 (+10.1%)  本日終値
 シェアリングテクノロジー<3989>が大幅反発。非常に強い勢力の台風7号が関東・東北地方に接近していることから、さまざまな住まいのトラブルに対応するマッチングサイトを運営する同社に思惑的な買いが入ったようだ。会社側によると、同社の事業にはシーズナリティあり、害虫害獣や草刈りの盛んな夏の時期から台風による住宅への被害回復が多くなる秋口の売り上げが大きくなる傾向があるとしており、台風に関連した銘柄として関心を集めている。

■CS-C <9258>  396円  +29 円 (+7.9%)  本日終値
 CS-C<9258>は3日続伸。光通信<9435>のグループ会社が15日付で関東財務局に提出した大量保有報告書で、CS-C株の保有割合が5.01%と新たに5%を超えたことが判明。これを受けて、需給思惑的な買いが入った。保有目的は「純投資」としている。報告義務発生日は8月7日。

■システムズ・デザイン <3766>  992円  +62 円 (+6.7%)  本日終値
 システムズ・デザイン<3766>が大幅高で3日続伸。午前11時ごろ、同社及び100%子会社アイカムが、分譲マンション及び施設の総合管理事業を手掛けるクラシテ(東京都新宿区)と業務提携契約を締結したと発表しており、好材料視された。今回の業務提携は、次世代の分譲マンション向けコールセンターサービスの共同開発が目的。保険分野におけるコールセンターの構築や運営支援、更に不動産分野でも多数の実績を持つアイカムと、総合情報サービス企業として情報システムの企画・開発・運用からコールセンターなどのアウトソーシングまで幅広いサービスを展開するシステムズDのそれぞれの技術や経験、ノウハウなどの経営資源を活用することで、「次世代の分譲マンション向けコールセンターサービス」を共同で開発するという。人とデジタル技術で付加価値の高いサービスを提供していくことにより、中小のマンション管理会社の課題解決を支援するとともに、そこに暮らす居住者の快適な住まい環境の維持に貢献するとしている。

■グリッド <5582>  2,187円  +135 円 (+6.6%)  本日終値
 グリッド<5582>は続急伸。ここ戻り足を鮮明とし、前日まで7連騰と気を吐いていたが、きょうはカイ気配スタートで一段と上値指向を強めている。同社は人工知能(AI)を活用した計画立案システムの開発・運用を電力や物流業界向けに提供しており、業績も好調で24年6月期は営業75%増益を達成した。そうしたなか、15日取引終了後に、新たな事業として蓄電池の販売、蓄電所の開発、制御システムの提供及び運用サポートなどに参入することを発表、これによる業容拡大への期待が株価を強く刺激する格好となった。

■インバPF <5587>  718円  +44 円 (+6.5%)  本日終値
 インバウンドプラットフォーム<5587>が反発。15日の取引終了後、今期中のサービスリリースをメドに、新たに飲食店のクーポン付き予約プラットフォームの開発を開始したと発表したことが好感された。外国人へのサービス展開ノウハウ及び多数の訪日外国人顧客を有しているインバPFと、既に飲食店の集客・予約サービスを展開している企業や飲食店が連携し、インバPFのwebメディアや各種サービスを通じて訪日外国人に向けたアプローチを行うことで、飲食店へのインバウンド集客や予約管理業務を支援する。なお、24年9月期業績への影響は軽微としている。

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