川辺---1Qは減収なるもスカーフ・マフラー、タオル・雑貨が堅調に推移
川辺<8123>は9日、2025年3月期第1四半期(24年4月-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比2.3%減の27.18億円、営業損失が1.85億円(前年同期は1.56億円の損失)、経常損失が1.59億円(同1.32億円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失が1.84億円(同1.62億円の損失)となった。
身の回り品事業の売上高は前年比97.1%となった。ハンカチーフの売上は前年比95.7%となった。スカーフ・マフラーの売上は前年比102.3%となった。タオル・雑貨の売上は前年比101.2%となった。
フレグランス事業の売上は前年比100.5%となった。前期に導入したブランド「CREED」による売上が新たに加わったことや、「ACQUA DI PARMA」の旗艦店である銀座シックス店の売上伸長に加え、インバウンド需要による複数ブランドの売上伸長もあり、都市部を中心に主力販路である百貨店、直営店の売上が順調に推移した。他方、ホールセール部門では、主力ブランドであった「CAROLINA HERRERA」の契約終了にともなう売上の減少があった。
2025年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比4.9%増の137.11億円、営業利益が同1.0%増の2.55億円、経常利益が同8.0%増の3.83億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同6.0%増の2.83億円とする期初計画を据え置いている。
《SO》
提供:フィスコ