サイボウズは冴えない、著名投資家の井村氏の保有株売却が明らかに
サイボウズ<4776>は冴えない。同社株を巡り、著名投資家の井村俊哉氏が保有株を売却していたことが13日の取引終了後に明らかになった。昨年、井村氏が大株主に浮上したことが判明した後にサイボウズの株価は大きく水準を切り上げた経緯があることから、売りを促す要因となったようだ。同日、関東財務局に提出されたサイボウズの半期報告書によると、大株主の状況の項目において井村氏の氏名の記載がなく、第10位の株主であるSBI証券(保有株数69万7679株)を下回る保有株数となったことが示された。3月29日提出分の前期の有価証券報告書では、昨年12月31日時点で井村氏は125万7000株(自己株式を除く発行済み株式総数の2.63%)を保有し、大株主の状況の項目に名を連ねていた。あわせてサイボウズは24年12月期第2四半期累計(1~6月)の連結決算を発表。売上高は前年同期比14.6%増の140億8700万円、最終利益は同9.1%増の16億8500万円だった。
出所:MINKABU PRESS
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