オプティマスがS高、企業買収効果で4~6月期経常利益3.3倍増
オプティマスグループ<9268>がストップ高の水準となる前営業日比80円高の567円に買われた。前営業日となる9日の取引終了後に発表した25年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算は、売上高が前年同期比4.1倍の709億1300万円、経常利益が同3.3倍の29億8200万円となった。大幅な増収増益で着地したほか、経常利益の通期計画に対する進捗率は35%台と順調な滑り出しとなっている。配当利回りは4%台と高水準にあり、買いを誘う格好となった。中核会社の日貿における中古車の輸出販売台数は減少した一方、オーストラリア企業の買収成立で物流セグメントの収益が増加した。小売・卸売セグメントでは、前期に買収したオーストラリアの新車・中古車の小売事業会社の収益が寄与。サービスセグメントでは自動車ローン業務を取り扱うグループ会社での貸出残高増加に伴い、金利収入が拡大した。
出所:MINKABU PRESS
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