アトラグループ---2Qは減収なるも玩具販売事業で売上高が増加
アトラグループ<6029>は8日、2024年12月期第2四半期(24年1-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比2.7%減の20.51億円、営業損失が0.52億円(前年同期は0.65億円の損失)、経常損失が0.55億円(同0.57億円の損失)、親会社株主に帰属する中間純損失が0.63億円(同0.71億円の損失)と、利益面においては前年同期に比べ上回った。
鍼灸接骨院支援事業においては、療養費請求代行サービスであるアトラ請求サービスの会員数は計画通り増加したが、接骨院の増加傾向の鈍化や、機材の一部仕入の回復が遅れたことなどの要因で、自費施術に使用する機材及び消耗品の販売数が未達となった。玩具販売事業においては、売れ筋商品の確保、拡販に取り組み、売上高は増加したが、商品仕入の値上げなどの要因により利益は未達となった。
2024年12月期通期の連結業績予想については、足元の受注状況を踏まえ売上高が前期比6.3%増の47.83億円、営業利益が同134.2%増の1.20億円、経常利益が同77.4%増の1.10億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同48.2%増の0.80億円とする期初計画を据え置いている。
《SO》
提供:フィスコ