Lib Work---3Dプリンターハウスが建築基準法に適合した住宅として正式に認定
Lib Work<1431>は6日、建設用3Dプリンターを活用した住宅「Lib Earth House modelA」が、都市計画区域内で建築確認済証を取得し、同社独自の土を主原料とした3Dプリンターハウスが建築基準法を遵守していると判断され、法適合した住宅として正式に認定されたことを発表。
Lib Earth House modelAは、地上1階、建物高さは約3.2メートル、延床面積は約15平方メートルの建築物である。主架構を集成材によるラーメン造とし、主架構の周囲に3Dプリンティングによる土壁を設置している。土を主原料とした同モデルハウスの工期は、合計3カ月である。IoTを積極的に導入しており、玄関ドアには顔認証で開閉する自動ドアを採用している。
同社は、3Dプリンターハウス開発は、大幅なコストの削減や工期の短縮に貢献でき、職人の高齢化や人材不足といった建設業界全体が抱える主要な課題を解決することにつながると考え、開発を進めている。今後は、3Dプリンティング技術を軸に全国のハウスメーカーや工務店へ同事業をフランチャイズ展開し、3Dプリンターハウス事業の拡大へと進めていく。
《SI》
提供:フィスコ