話題株ピックアップ【夕刊】(2):キヤノン、IHI、セガサミー
■キヤノン <7751> 4,405円 +394 円 (+9.8%) 本日終値
キヤノン<7751>が大幅続伸している。6日の取引終了後に自社株買いを実施すると発表しており、好材料視されている。上限を3200万株(発行済み株数の3.32%)、または1000億円としており、取得期間は8月7日から10月31日まで。株主還元策の一環として取得するとしている。
■ノリタケ <5331> 3,745円 +330 円 (+9.7%) 本日終値
ノリタケ<5331>が大幅続伸している。6日の取引終了後、取得総数75万株(自己株式を除く発行済み株式総数の2.6%)、取得総額25億円を上限とする自社株買いを実施すると発表し、好感されたようだ。取得期間は7日から2025年2月14日。取得した全株式を同年3月10日に消却する予定。あわせて発表した25年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算は、売上高が前年同期比4.0%増の348億1200万円、最終利益が同6.8%増の32億4700万円だった。
■IHI <7013> 5,038円 +380 円 (+8.2%) 本日終値
IHI<7013>は続急騰している。6日の取引終了後に25年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算を発表。売上収益は前年同期比16.7%増の3481億6300万円、最終利益は同3.3倍の185億8300万円となった。大幅な増益で着地したことが株価の支援材料となったようだ。民間向け航空エンジンでのスペアパーツの販売が増加したほか、東南アジアにおける大型発電所プロジェクトが進捗。円安も奏功した。受注高は同4.2%増の3287億円だった。
■セガサミー <6460> 2,351円 +170 円 (+7.8%) 本日終値
セガサミーホールディングス<6460>が続伸。一時13.3%高の2470円まで上昇した。この日昼ごろに発表した4~6月期連結決算は売上高が前年同期比3.2%減の1047億5500万円、営業利益が同15.0%減の193億4100万円だった一方、純利益は同42.1%増の245億2500万円だった。これを受けて買いが優勢となっている。前年同期の「スマスロ北斗の拳」の大ヒットの反動が出た。リゾート施設「フェニックス・シーガイア・リゾート」を運営する子会社フェニックスリゾートの株式譲渡による特別利益約84億円の計上により、純利益ベースでは大幅増益となった。なお、通期見通しに変更はない。
■ニチレイ <2871> 3,970円 +281 円 (+7.6%) 本日終値
ニチレイ<2871>は大幅続伸となっている。同社は6日取引終了後、25年3月期通期の連結業績予想を修正。営業利益の見通しは従来の390億円から405億円(前期比9.7%増)に引き上げた。売上高予想も6900億円から7000億円(同2.9%増)に上方修正。主に加工食品事業での堅調な進捗を踏まえ見直したという。
■シスメックス <6869> 2,567円 +178 円 (+7.5%) 本日終値
6日に決算を発表。「4-6月期(1Q)最終は28%増益で着地」が好感された。
シスメックス <6869> [東証P] が8月6日大引け後(15:00)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。25年3月期第1四半期(4-6月)の連結最終利益は前年同期比28.0%増の110億円に伸び、4-9月期(上期)計画の230億円に対する進捗率は5年平均の38.1%を上回る48.0%に達した。
⇒⇒シスメックスの詳しい業績推移表を見る
■東京応化工業 <4186> 3,501円 +185 円 (+5.6%) 本日終値
6日に決算を発表。「上期経常が20%増益で着地・4-6月期も34%増益」が好感された。
東京応化工業 <4186> [東証P] が8月6日大引け後(15:00)に決算を発表。24年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結経常利益は前年同期比19.5%増の141億円に伸びたが、通期計画の304億円に対する進捗率は46.4%となり、5年平均の46.4%とほぼ同水準だった。
⇒⇒東京応化工業の詳しい業績推移表を見る
■大和ハウス工業 <1925> 4,208円 +222 円 (+5.6%) 本日終値
大和ハウス工業<1925>が後場に上げ幅を拡大した。7日午後2時、25年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算発表にあわせ、2200万株(自己株式を除く発行済み株式総数の3.44%)、取得総額1000億円の自社株買いを8日から25年3月31日の間に実施すると発表した。通期の業績予想も上方修正しており、業況と株主還元姿勢を好感した買いが集まったようだ。4~6月期の売上高は前年同期比6.0%増の1兆2871億8200万円、最終利益は同52.3%増の913億9300万円だった。戸建住宅や賃貸住宅、商業施設、事業施設事業で増収増益となった。第1四半期の実績を踏まえ、同社は25年3月期の売上高予想を1000億円増額して5兆3500億円(前期比2.8%増)、最終利益予想を230億円増額して2600億円(同13.0%減)に引き上げた。
■東京海上 <8766> 4,957円 +257 円 (+5.5%) 本日終値
6日に決算を発表。「4-6月期(1Q)経常は55%増益で着地」が好感された。
東京海上ホールディングス <8766> [東証P] が8月6日大引け後(15:00)に決算を発表。25年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比54.7%増の2650億円に拡大したが、通期計画の1兆2000億円に対する進捗率は22.1%にとどまり、5年平均の37.4%も下回った。
⇒⇒東京海上の詳しい業績推移表を見る
■三協フロンテア <9639> 4,100円 +205 円 (+5.3%) 本日終値
6日に決算を発表。「4-6月期(1Q)経常は48%増益で着地」が好感された。
三協フロンテア <9639> [東証S] が8月6日大引け後(15:00)に決算を発表。25年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比47.8%増の24億円に拡大し、4-9月期(上期)計画の39億円に対する進捗率は61.7%に達し、5年平均の43.8%も上回った。
⇒⇒三協フロンテアの詳しい業績推移表を見る
株探ニュース
キヤノン<7751>が大幅続伸している。6日の取引終了後に自社株買いを実施すると発表しており、好材料視されている。上限を3200万株(発行済み株数の3.32%)、または1000億円としており、取得期間は8月7日から10月31日まで。株主還元策の一環として取得するとしている。
■ノリタケ <5331> 3,745円 +330 円 (+9.7%) 本日終値
ノリタケ<5331>が大幅続伸している。6日の取引終了後、取得総数75万株(自己株式を除く発行済み株式総数の2.6%)、取得総額25億円を上限とする自社株買いを実施すると発表し、好感されたようだ。取得期間は7日から2025年2月14日。取得した全株式を同年3月10日に消却する予定。あわせて発表した25年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算は、売上高が前年同期比4.0%増の348億1200万円、最終利益が同6.8%増の32億4700万円だった。
■IHI <7013> 5,038円 +380 円 (+8.2%) 本日終値
IHI<7013>は続急騰している。6日の取引終了後に25年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算を発表。売上収益は前年同期比16.7%増の3481億6300万円、最終利益は同3.3倍の185億8300万円となった。大幅な増益で着地したことが株価の支援材料となったようだ。民間向け航空エンジンでのスペアパーツの販売が増加したほか、東南アジアにおける大型発電所プロジェクトが進捗。円安も奏功した。受注高は同4.2%増の3287億円だった。
■セガサミー <6460> 2,351円 +170 円 (+7.8%) 本日終値
セガサミーホールディングス<6460>が続伸。一時13.3%高の2470円まで上昇した。この日昼ごろに発表した4~6月期連結決算は売上高が前年同期比3.2%減の1047億5500万円、営業利益が同15.0%減の193億4100万円だった一方、純利益は同42.1%増の245億2500万円だった。これを受けて買いが優勢となっている。前年同期の「スマスロ北斗の拳」の大ヒットの反動が出た。リゾート施設「フェニックス・シーガイア・リゾート」を運営する子会社フェニックスリゾートの株式譲渡による特別利益約84億円の計上により、純利益ベースでは大幅増益となった。なお、通期見通しに変更はない。
■ニチレイ <2871> 3,970円 +281 円 (+7.6%) 本日終値
ニチレイ<2871>は大幅続伸となっている。同社は6日取引終了後、25年3月期通期の連結業績予想を修正。営業利益の見通しは従来の390億円から405億円(前期比9.7%増)に引き上げた。売上高予想も6900億円から7000億円(同2.9%増)に上方修正。主に加工食品事業での堅調な進捗を踏まえ見直したという。
■シスメックス <6869> 2,567円 +178 円 (+7.5%) 本日終値
6日に決算を発表。「4-6月期(1Q)最終は28%増益で着地」が好感された。
シスメックス <6869> [東証P] が8月6日大引け後(15:00)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。25年3月期第1四半期(4-6月)の連結最終利益は前年同期比28.0%増の110億円に伸び、4-9月期(上期)計画の230億円に対する進捗率は5年平均の38.1%を上回る48.0%に達した。
⇒⇒シスメックスの詳しい業績推移表を見る
■東京応化工業 <4186> 3,501円 +185 円 (+5.6%) 本日終値
6日に決算を発表。「上期経常が20%増益で着地・4-6月期も34%増益」が好感された。
東京応化工業 <4186> [東証P] が8月6日大引け後(15:00)に決算を発表。24年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結経常利益は前年同期比19.5%増の141億円に伸びたが、通期計画の304億円に対する進捗率は46.4%となり、5年平均の46.4%とほぼ同水準だった。
⇒⇒東京応化工業の詳しい業績推移表を見る
■大和ハウス工業 <1925> 4,208円 +222 円 (+5.6%) 本日終値
大和ハウス工業<1925>が後場に上げ幅を拡大した。7日午後2時、25年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算発表にあわせ、2200万株(自己株式を除く発行済み株式総数の3.44%)、取得総額1000億円の自社株買いを8日から25年3月31日の間に実施すると発表した。通期の業績予想も上方修正しており、業況と株主還元姿勢を好感した買いが集まったようだ。4~6月期の売上高は前年同期比6.0%増の1兆2871億8200万円、最終利益は同52.3%増の913億9300万円だった。戸建住宅や賃貸住宅、商業施設、事業施設事業で増収増益となった。第1四半期の実績を踏まえ、同社は25年3月期の売上高予想を1000億円増額して5兆3500億円(前期比2.8%増)、最終利益予想を230億円増額して2600億円(同13.0%減)に引き上げた。
■東京海上 <8766> 4,957円 +257 円 (+5.5%) 本日終値
6日に決算を発表。「4-6月期(1Q)経常は55%増益で着地」が好感された。
東京海上ホールディングス <8766> [東証P] が8月6日大引け後(15:00)に決算を発表。25年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比54.7%増の2650億円に拡大したが、通期計画の1兆2000億円に対する進捗率は22.1%にとどまり、5年平均の37.4%も下回った。
⇒⇒東京海上の詳しい業績推移表を見る
■三協フロンテア <9639> 4,100円 +205 円 (+5.3%) 本日終値
6日に決算を発表。「4-6月期(1Q)経常は48%増益で着地」が好感された。
三協フロンテア <9639> [東証S] が8月6日大引け後(15:00)に決算を発表。25年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比47.8%増の24億円に拡大し、4-9月期(上期)計画の39億円に対する進捗率は61.7%に達し、5年平均の43.8%も上回った。
⇒⇒三協フロンテアの詳しい業績推移表を見る
株探ニュース