日経平均テクニカル:3日続落、52週線が下向き転換
週明け5日の日経平均は3営業日連続で下落した。終値4451.28円安と先週末2日の2216.63円安を超える急落となり、下げ幅は過去最大を記録した。ローソク足はマドを空けて大陰線を描き、52週移動平均線(35932.32円)を下放れた。先週の13週、26週線のデッドクロス形成に続いて本日は52週線が下向きに転じた。週足の一目均衡表で本日終値が雲下限を下回ったこともあり、中長期の下落トレンド入りが警戒される。一方、日経平均を構成する全225銘柄が値下がりし、移動平均線との下方乖離率は25日線比で20.38%、13週線比で18.01%に拡大して底値到達を示唆しており、急落後に特有の反動高圧力が急激に高まっている可能性が意識される。
《CS》
提供:フィスコ