話題株ピックアップ【夕刊】(3):ファストリ、KHネオケム、極洋
■ファーストリテイリング <9983> 36,470円 -3,870 円 (-9.6%) 本日終値
ファーストリテイリング<9983>が3日続落。前週末2日の取引終了後に発表した7月度の国内ユニクロ売上速報で、既存店とEコマースを合わせた売上高は前年同月比8.1%増と4カ月連続で前年実績を上回ったものの、全般相場にツレ安する形でこの日は売り優勢となっている。気温が高く推移したことで夏物商品の販売が好調だったことに加えて、新商品の販売も好調だった。内訳では、客単価が同6.8%増と上昇したほか、客数も同1.1%増と伸長した。
■KHネオケム <4189> 1,777円 -187 円 (-9.5%) 本日終値
2日に決算を発表。「4-6月期(2Q)経常は7%減益」が嫌気された。
KHネオケム <4189> [東証P] が8月2日大引け後(15:00)に決算を発表。24年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結経常利益は前年同期比3.9%増の46.7億円に伸び、従来の0.02%減益予想から一転して増益で着地。
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■極洋 <1301> 3,450円 -310 円 (-8.2%) 本日終値
極洋<1301>が急落。同社はきょう午前11時30分ごろ、25年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算を発表。営業利益は前年同期比28.1%増の31億200万円となり、通期計画の100億円に対する進捗率は31.0%となった。売上高は同9.4%増の682億400万円で着地。主力の水産事業で主要魚種のサケ、エビ、カニの販売が好調だったほか、生鮮事業では冷凍クロマグロを中心に売り上げが伸びた。なお、通期業績予想については従来計画を据え置いている。
■アダストリア <2685> 3,070円 -195 円 (-6.0%) 本日終値
アダストリア<2685>が続落。前週末2日の取引終了後に発表した7月度の月次売上高で、既存店売上高は前年同月比1.2%増と4カ月連続で前年実績を上回ったものの、全般相場にツレ安する形で売られている。前年に比べて休日が2日少なかったことで、4.2ポイントのマイナス影響があったと試算されるものの、各地で連日猛暑日が続いたことで夏物商品の販売が好調を継続。特に、価格の見直しとともにセール期間でも過度な値引きを抑えたことで、客単価が同4.5%増と改善傾向が続いた。なお、全店売上高は同3.5%増だった。
■あおぞら銀行 <8304> 2,198.5円 -128 円 (-5.5%) 本日終値
2日に決算を発表。「4-6月期(1Q)経常は20%減益で着地」が嫌気された。
あおぞら銀行 <8304> [東証P] が8月2日大引け後(16:00)に決算を発表。25年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比20.2%減の58.9億円に減り、通期計画の240億円に対する進捗率は24.6%にとどまり、5年平均の62.3%も下回った。
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■APAMAN <8889> 607円 +100 円 (+19.7%) ストップ高 本日終値
APAMAN<8889>がストップ高。前週末2日の取引終了後、MBOの一環として、大村浩次社長が代表を務めるASN(東京都港区)が、同社株の非公開化を目指してTOBを実施すると発表しており、TOB価格の729円にサヤ寄せする格好となっている。非公開化により、機動的かつ積極的な意思決定体制を構築するのが狙い。買付予定数は1835万3543株(下限1193万1400株、上限設定なし)、買付期間は8月5日から9月17日までを予定している。また、TOB成立後、APAMANは所定の手続きを経て上場廃止となる予定で、この発表を受けて東京証券取引所は同社株式を2日付で監理銘柄(確認中)に指定している。
■クラウドワークス <3900> 1,019円 +80 円 (+8.5%) 一時ストップ高 本日終値
クラウドワークス<3900>がカイ気配スタート。前週末2日の取引終了後に発表した第3四半期累計(23年10月~24年6月)連結決算が、売上高124億900万円(前年同期比28.1%増)、営業利益10億7000万円(同30.4%増)と大幅な増収増益となったことが好感された。主力のマッチング事業で、取引額の総額を示すGMV(流通取引総額)が205億9850万8000円(同21.6%増)と増加したことが業績押し上げに貢献した。また、ビジネス向けSaaS事業で従業員の工数を可視化する生産性向上SaaS「クラウドログ」の導入が大企業や成長企業を中心に進んだほか、4月にAI techを子会社化したことも寄与した。なお、24年9月期通期業績予想は、売上高158億6000万円(前期比20.1%増)、営業利益12億7000万円(同10.1%増)の従来見通しを据え置いている。同時に、期末配当で18円の初配当を実施すると発表。また、24年12月末時点で300株以上を保有する株主を対象に、一律1万5000円分のQUOカードを贈呈する上場10周年記念株主優待を実施すると発表しており、これらも好材料視された。
■アグロ カネショウ <4955> 1,080円 +63 円 (+6.2%) 本日終値
アグロ カネショウ<4955>が急反発。前週末2日の取引終了後、集計中の第2四半期累計(1~6月)連結業績について、営業利益が従来予想の10億4000万円から11億8600万円(前年同期比62.5%増)へ、純利益が5億9800万円から7億8700万円(同58.0%増)へ上振れて着地したようだと発表したことが好感された。主要剤の土壌消毒剤「バスアミド微粒剤」「ネマキック粒剤」が、適用対象作物の販売価格の低迷などにより国内の需要が減少したことに加えて、海外向け「D-D」で需要に対して供給が間に合わなかったことなどが響き、売上高は90億6500万円から87億3500万円(同9.4%増)へ下方修正した。一方で、研究開発費用の期中の進捗が計画未達となり、販管費が想定を下回ったことから利益は上振れたとしている。また同時に、期末配当予想を16円から34円へ増額修正しており、これも好材料視された。年間配当予想は50円となり、前期実績の32円に対して18円の増配になる予定だ。
■クボテック <7709> 201円 +1 円 (+0.5%) 本日終値
クボテック<7709>が3営業日ぶりに小反発。同社は2日取引終了後、25年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算を発表。営業損益が3700万円の黒字(前年同期は7700万円の赤字)に浮上したことが好感されたようだ。売上高は前年同期比2.6倍の5億3500万円で着地。画像処理外観検査装置の売り上げが増加したことなどが寄与した。なお、通期業績予想については売上高16億円(前期比22.5%増)、営業損益は1億6000万円の赤字(前期は2億1600万円の赤字)とする従来見通しを据え置いている。
■YKT <2693> 187円 -58 円 (-23.7%) 本日終値
2日に決算を発表。「上期経常が赤字転落で着地・4-6月期は57%減益」が嫌気された。
YKT <2693> [東証S] が8月2日大引け後(15:00)に決算を発表。24年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結経常損益は8200万円の赤字(前年同期は4億0600万円の黒字)に転落した。
⇒⇒YKTの詳しい業績推移表を見る
●ストップ高銘柄
野村4百Dイ <1472> 404円 +80 円 (+24.7%) ストップ高 本日終値
日経ベア2 <1360> 484円 +80 円 (+19.8%) ストップ高 本日終値
J4百ベア2 <1469> 913.6円 +150 円 (+19.6%) ストップ高 本日終値
iF4百Wベ <1466> 927円 +150 円 (+19.3%) ストップ高 本日終値
iF日経Wベ <1366> 509円 +80 円 (+18.7%) ストップ高 本日終値
など、10銘柄
●ストップ安銘柄
パレモ・HD <2778> 102円 -50 円 (-32.9%) ストップ安 本日終値
アライドHD <6835> 63円 -30 円 (-32.3%) ストップ安 本日終値
Mマート <4380> 708円 -300 円 (-29.8%) ストップ安 本日終値
リネットJ <3556> 190円 -80 円 (-29.6%) ストップ安 本日終値
インフォネット <4444> 719円 -300 円 (-29.4%) ストップ安 本日終値
など、512銘柄
株探ニュース
ファーストリテイリング<9983>が3日続落。前週末2日の取引終了後に発表した7月度の国内ユニクロ売上速報で、既存店とEコマースを合わせた売上高は前年同月比8.1%増と4カ月連続で前年実績を上回ったものの、全般相場にツレ安する形でこの日は売り優勢となっている。気温が高く推移したことで夏物商品の販売が好調だったことに加えて、新商品の販売も好調だった。内訳では、客単価が同6.8%増と上昇したほか、客数も同1.1%増と伸長した。
■KHネオケム <4189> 1,777円 -187 円 (-9.5%) 本日終値
2日に決算を発表。「4-6月期(2Q)経常は7%減益」が嫌気された。
KHネオケム <4189> [東証P] が8月2日大引け後(15:00)に決算を発表。24年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結経常利益は前年同期比3.9%増の46.7億円に伸び、従来の0.02%減益予想から一転して増益で着地。
⇒⇒KHネオケムの詳しい業績推移表を見る
■極洋 <1301> 3,450円 -310 円 (-8.2%) 本日終値
極洋<1301>が急落。同社はきょう午前11時30分ごろ、25年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算を発表。営業利益は前年同期比28.1%増の31億200万円となり、通期計画の100億円に対する進捗率は31.0%となった。売上高は同9.4%増の682億400万円で着地。主力の水産事業で主要魚種のサケ、エビ、カニの販売が好調だったほか、生鮮事業では冷凍クロマグロを中心に売り上げが伸びた。なお、通期業績予想については従来計画を据え置いている。
■アダストリア <2685> 3,070円 -195 円 (-6.0%) 本日終値
アダストリア<2685>が続落。前週末2日の取引終了後に発表した7月度の月次売上高で、既存店売上高は前年同月比1.2%増と4カ月連続で前年実績を上回ったものの、全般相場にツレ安する形で売られている。前年に比べて休日が2日少なかったことで、4.2ポイントのマイナス影響があったと試算されるものの、各地で連日猛暑日が続いたことで夏物商品の販売が好調を継続。特に、価格の見直しとともにセール期間でも過度な値引きを抑えたことで、客単価が同4.5%増と改善傾向が続いた。なお、全店売上高は同3.5%増だった。
■あおぞら銀行 <8304> 2,198.5円 -128 円 (-5.5%) 本日終値
2日に決算を発表。「4-6月期(1Q)経常は20%減益で着地」が嫌気された。
あおぞら銀行 <8304> [東証P] が8月2日大引け後(16:00)に決算を発表。25年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比20.2%減の58.9億円に減り、通期計画の240億円に対する進捗率は24.6%にとどまり、5年平均の62.3%も下回った。
⇒⇒あおぞら銀行の詳しい業績推移表を見る
■APAMAN <8889> 607円 +100 円 (+19.7%) ストップ高 本日終値
APAMAN<8889>がストップ高。前週末2日の取引終了後、MBOの一環として、大村浩次社長が代表を務めるASN(東京都港区)が、同社株の非公開化を目指してTOBを実施すると発表しており、TOB価格の729円にサヤ寄せする格好となっている。非公開化により、機動的かつ積極的な意思決定体制を構築するのが狙い。買付予定数は1835万3543株(下限1193万1400株、上限設定なし)、買付期間は8月5日から9月17日までを予定している。また、TOB成立後、APAMANは所定の手続きを経て上場廃止となる予定で、この発表を受けて東京証券取引所は同社株式を2日付で監理銘柄(確認中)に指定している。
■クラウドワークス <3900> 1,019円 +80 円 (+8.5%) 一時ストップ高 本日終値
クラウドワークス<3900>がカイ気配スタート。前週末2日の取引終了後に発表した第3四半期累計(23年10月~24年6月)連結決算が、売上高124億900万円(前年同期比28.1%増)、営業利益10億7000万円(同30.4%増)と大幅な増収増益となったことが好感された。主力のマッチング事業で、取引額の総額を示すGMV(流通取引総額)が205億9850万8000円(同21.6%増)と増加したことが業績押し上げに貢献した。また、ビジネス向けSaaS事業で従業員の工数を可視化する生産性向上SaaS「クラウドログ」の導入が大企業や成長企業を中心に進んだほか、4月にAI techを子会社化したことも寄与した。なお、24年9月期通期業績予想は、売上高158億6000万円(前期比20.1%増)、営業利益12億7000万円(同10.1%増)の従来見通しを据え置いている。同時に、期末配当で18円の初配当を実施すると発表。また、24年12月末時点で300株以上を保有する株主を対象に、一律1万5000円分のQUOカードを贈呈する上場10周年記念株主優待を実施すると発表しており、これらも好材料視された。
■アグロ カネショウ <4955> 1,080円 +63 円 (+6.2%) 本日終値
アグロ カネショウ<4955>が急反発。前週末2日の取引終了後、集計中の第2四半期累計(1~6月)連結業績について、営業利益が従来予想の10億4000万円から11億8600万円(前年同期比62.5%増)へ、純利益が5億9800万円から7億8700万円(同58.0%増)へ上振れて着地したようだと発表したことが好感された。主要剤の土壌消毒剤「バスアミド微粒剤」「ネマキック粒剤」が、適用対象作物の販売価格の低迷などにより国内の需要が減少したことに加えて、海外向け「D-D」で需要に対して供給が間に合わなかったことなどが響き、売上高は90億6500万円から87億3500万円(同9.4%増)へ下方修正した。一方で、研究開発費用の期中の進捗が計画未達となり、販管費が想定を下回ったことから利益は上振れたとしている。また同時に、期末配当予想を16円から34円へ増額修正しており、これも好材料視された。年間配当予想は50円となり、前期実績の32円に対して18円の増配になる予定だ。
■クボテック <7709> 201円 +1 円 (+0.5%) 本日終値
クボテック<7709>が3営業日ぶりに小反発。同社は2日取引終了後、25年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算を発表。営業損益が3700万円の黒字(前年同期は7700万円の赤字)に浮上したことが好感されたようだ。売上高は前年同期比2.6倍の5億3500万円で着地。画像処理外観検査装置の売り上げが増加したことなどが寄与した。なお、通期業績予想については売上高16億円(前期比22.5%増)、営業損益は1億6000万円の赤字(前期は2億1600万円の赤字)とする従来見通しを据え置いている。
■YKT <2693> 187円 -58 円 (-23.7%) 本日終値
2日に決算を発表。「上期経常が赤字転落で着地・4-6月期は57%減益」が嫌気された。
YKT <2693> [東証S] が8月2日大引け後(15:00)に決算を発表。24年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結経常損益は8200万円の赤字(前年同期は4億0600万円の黒字)に転落した。
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●ストップ高銘柄
野村4百Dイ <1472> 404円 +80 円 (+24.7%) ストップ高 本日終値
日経ベア2 <1360> 484円 +80 円 (+19.8%) ストップ高 本日終値
J4百ベア2 <1469> 913.6円 +150 円 (+19.6%) ストップ高 本日終値
iF4百Wベ <1466> 927円 +150 円 (+19.3%) ストップ高 本日終値
iF日経Wベ <1366> 509円 +80 円 (+18.7%) ストップ高 本日終値
など、10銘柄
●ストップ安銘柄
パレモ・HD <2778> 102円 -50 円 (-32.9%) ストップ安 本日終値
アライドHD <6835> 63円 -30 円 (-32.3%) ストップ安 本日終値
Mマート <4380> 708円 -300 円 (-29.8%) ストップ安 本日終値
リネットJ <3556> 190円 -80 円 (-29.6%) ストップ安 本日終値
インフォネット <4444> 719円 -300 円 (-29.4%) ストップ安 本日終値
など、512銘柄
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