日証金が大幅反発、配当予想の増額修正と自社株取得枠の拡大を好感
日本証券金融<8511>が大幅高で3日ぶりに反発している。前週末2日の取引終了後、25年3月期の配当予想を中間・期末各35円の年70円から中間・期末各42円の年84円へ増額修正したことに加えて、5月7日に発表した自社株買いについて、上限を170万株から190万株(発行済み株数の2.24%)へ、26億円から30億円へそれぞれ引き上げると発表したことが好感されている。取得期間は3月31日までで変更はない。
同時に25年3月期の連結業績試算値について、純利益を85億円から101億円(前期比25.8%増)へ引き上げた。第1四半期において、貸借取引業務やセキュリティー・ファイナンス業務が想定を上回る水準で推移していることに加えて、第2四半期中に実施した保有する非上場株式の売却に伴い特別利益を計上することが要因としている。なお、第1四半期(4~6月)決算では、純利益は33億8000万円(前年同期比37.8%増)だった。
出所:MINKABU PRESS
同時に25年3月期の連結業績試算値について、純利益を85億円から101億円(前期比25.8%増)へ引き上げた。第1四半期において、貸借取引業務やセキュリティー・ファイナンス業務が想定を上回る水準で推移していることに加えて、第2四半期中に実施した保有する非上場株式の売却に伴い特別利益を計上することが要因としている。なお、第1四半期(4~6月)決算では、純利益は33億8000万円(前年同期比37.8%増)だった。
出所:MINKABU PRESS