ポエック---アイエススプリンクラーの株式取得(子会社化)に係る株式譲渡契約締結
ポエック<9264>は29日、アイエススプリンクラーの発行済株式の全株式を取得し、完全子会社化することについての「株式譲渡契約」の締結を発表した。
アイエススプリンクラーは、1991年に設立され、和歌山県に本社を置く防災機器専門メーカーで、耐衝撃性のスプリンクラーヘッド製造技術に強みを持ち、誤作動のないスプリンクラーヘッドの開発に注力してきたが、その信頼性は高く評価され「虎ノ門ヒルズ」「東京ミッドタウン八重洲」及び「あべのハルカス」をはじめ、現在多くの高層ビルでも採用されている。今回、両社は同じ防災業界で事業を展開する者同士、価値観を共有し、共感し合えたことで、アイエススプリンクラーが補強すべき資金と人材面に対して同社グループが全面サポートを図って連携していくことで互いが成長を目指すこととなった。
同社における人材や製品等の経営リソースとアイエススプリンクラーの技術力を最大限に活かし、シナジー効果を最大化することを基本方針に掲げ、効果的かつ効率的な統合を進めていく。取得株式数は普通株式200株(議決権所有割合:100%)、取得価額は7.6億円、株式譲渡契約締結日は2024年7月29日、株式譲渡実行日は2024年7月30日(予定)。
《SI》
提供:フィスコ