タクマ---西知多クリーンセンターが竣工、運営業務を開始
タクマ<6013>は17日、西知多医療厚生組合(愛知県東海市および知多市で構成)から受注したごみ処理施設のDBO事業に基づき、「西知多クリーンセンター」を竣工したことを発表。また、7月1日より同社連結子会社の西知多ハイトラストによる20年間の運営業務を開始した。
本事業は、西知多医療厚生組合が目指す循環型社会の形成を推進するため、東海市清掃センターと知多市清掃センターの2施設を統合し、同社を代表とする企業グループが新施設の設計・建設および運営業務を実施するもの。
同社は本事業において、高性能ストーカ炉や高度排ガス処理技術、プラント遠隔監視・運転支援拠点のSolution Labによる運転支援などの最新技術を導入し長期間にわたる安全・安定的なごみ処理に貢献するとともに、高効率発電システムの導入によってごみ焼却時の熱エネルギーの有効利用を図る。また、災害時でもごみ処理を継続できるよう地震・液状化・高潮に対する防災性能を強化したほか、周辺の生態系を保全するため敷地内に緑地を整備した。さらに、3Rへの意識向上や実践に寄与するため、幅広い世代に環境学習の場として活用できる施設となっている。
《SI》
提供:フィスコ