TWOSTONE&Sons---3Qは2ケタ増収、売上高は15四半期連続で最高値を更新
TWOSTONE&Sons<7352>は12日、2024年8月期第3四半期(23年9月-24年5月)連結決算を発表した。売上高は前年同期比41.4%増の100.82億円、営業利益は同48.9%減の1.48億円、経常利益は同48.7%減の1.47億円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同74.5%減の0.50億円となった。売上高は15四半期連続で最高値を更新、売上総利益は四半期ベースで初の10億円を突破した。
IT市場では、デジタルトランスフォーメーションへの投資案件も増加基調は続いており、ITエンジニアに対する企業の採用意欲は依然として高い水準になることから、デジタルシフトを進める企業にITエンジニアを提供する同社の役割は、より重要なものになる。本事業環境下において、同社は昨年に引き続き企業のデジタル化を推進すべく、企業に対しITエンジニアリソースの提供を行うとともに、ITエンジニアの独立支援を行うMidworks事業を中心としたエンジニアプラットフォームサービスの拡大に注力した。
第3四半期は、4月に海外募集による資金調達を実施し、中長期の事業拡大を見据えた過去最大の戦略投資を行った。
2024年8月期通期については、売上高は前期比38.0%増の138.79億円、営業利益は同36.7%減の2.02億円、経常利益は同37.8%減の1.94億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同62.9%減の0.63億円とする3月19日に修正した連結業績予想を据え置いている。
《SI》
提供:フィスコ