プロディライト---3Qは増収、システムサービスが2ケタ増収に
プロディライト<5580>は12日、2024年8月期第3四半期(23年9月-24年5月)決算を発表した。売上高が前年同期比7.5%増の16.15億円、営業利益が同0.7%減の1.22億円、経常利益が同5.2%減の1.20億円、四半期純利益が同0.5%減の0.80億円となった。経常利益について、前年同期に保険解約返戻金の計上(0.11億円)があったため、今期は実質利益増となる。
システムサービスの売上高は前年同期比16.4%増の5.48億円、売上総利益は同8.8%増の3.12億円となった。前事業年度に引き続き、顧客のDX需要が堅調であることに加え、既存販売代理店による大口案件の受注、新たに販売パートナー契約を締結した大手販売代理店による案件増加など、販売代理店制度「パートナープログラム」も奏功したことから「INNOVERA」のアカウント数を順調に伸ばした。
回線サービスの売上高は同5.5%増の8.41億円、売上総利益は同4.7%増の3.56億円となった。0ABJ型IP電話回線サービスは、顧客の事業再編に伴う解約によるチャネル数の減少があったものの「INNOVERA」のアカウント増に伴うチャネルの増加、既存顧客の事業拡大や拠点追加等によるチャネル追加があったことから、「IP-Line」の総チャネル数が増加した。
端末販売の売上高は同1.9%減の1.95億円、売上総利益は同1.7%増の0.67億円となった。一部のYealink社製端末の販売台数が減少した。
その他の売上高は同13.1%減の0.31億円、売上総利益は同13.1%減の0.31億円となった。
2024年8月期通期の業績予想については、売上高が前期比14.4%増の22.96億円、営業利益が同50.9%増の1.95億円、経常利益が同52.1%増の1.92億円、当期純利益が同40.9%増の1.27億円とする期初計画を据え置いている。
《SI》
提供:フィスコ