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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(3):BeeX、テンダ、インテリクス

BeeX <日足> 「株探」多機能チャートより
■BeeX <4270>  3,745円  +625 円 (+20.0%)  本日終値
 BeeX<4270>が大幅高。同社は12日取引終了後、25年2月期第1四半期(3~5月)の単独決算を発表。営業利益は前年同期比36.9%増の2億800万円となり、通期計画の6億5000万円に対する進捗率は32.0%となった。売上高は同34.2%増の22億5100万円で着地。クラウドインテグレーションの売り上げが大きく伸びたことが寄与した。なお、通期業績予想については従来計画を据え置いている。

■テンダ <4198>  902円  +150 円 (+20.0%) ストップ高   本日終値
 テンダ<4198>がストップ高。前週末12日の取引終了後に発表した25年5月期連結業績予想で、売上高60億円(前期比15.9%増)、営業利益7億円(同28.2%増)、純利益4億円(同17.3%増)と3割近い営業増益を見込み、年間配当予想27円と実質増配を予定していることが好感された。企業における旺盛なDX需要の継続から、引き続きDXソリューション事業の堅調が見込まれるほか、デジタル人材不足を商機ととらえて企業成長を目指すとしている。なお、24年5月期決算は、売上高51億7500万円(前の期比22.2%増)、営業利益5億4500万円(同19.9%増)、純利益3億4100万円(同27.9%増)だった。

■インテリックス <8940>  698円  +100 円 (+16.7%) ストップ高   本日終値
 インテリックス<8940>がストップ高。同社は12日取引終了後、25年5月期通期の連結業績予想を公表。営業利益の見通しを前期比74.0%増の16億1900万円としていることや、年間配当計画を前期比15円増配の34円としていることが好感されたようだ。売上高は同5.4%増の450億1100万円を見込む。収益性が低い物件の売却が前期末までに一巡したことに加え、前期に厳選仕入れを行った物件が今期の販売対象になるため、収益性が改善する見通しだとしている。

■GreenBee <3913>  723円  +100 円 (+16.1%) ストップ高   本日終値
 GreenBee<3913>がストップ高。前週末12日の取引終了後、ウエストホールディングス<1407>と資本・業務提携したと発表しており、好材料視された。払込期日を7月31日とした第三者割当による自社株の処分により、ウエストグループに7万株(発行済み株数の2.98%)を割り当てる予定で、ウエストグループの議決権所有割合は3.00%になる。ウエストグループとの関係を一層強固にすることで、GXサービス事業の事業基盤構築や持続的成長事業への発展を図るのが狙いで、調達資金4318万円はGXサービス事業の立ち上げ費用に充てる方針。なお、同件による25年12月期以降の業績への影響額は未定としている。

■リベルタ <4935>  738円  +100 円 (+15.7%) ストップ高   本日終値
 リベルタ<4935>がストップ高。前週末12日の取引終了後、猛暑対策商品である「FREEZE TECH 衣類用冷感ミスト」の累計販売本数が32万本を突破したと発表した。売り上げが前の年に比べて大きく伸びているとあって、業績の押し上げ効果を期待した買いが入ったようだ。衣類に噴射することで肌に冷感を与える商品で、冷感成分のメントールを特許出願中の独自技術でナノカプセル化し、アルコールフリーを実現。予想を超える反響と実績を挙げたという。

■ペイクラウド <4015>  593円  +80 円 (+15.6%)  本日終値
 ペイクラウドホールディングス<4015>が大幅高で3日続伸。前週末12日の取引終了後、24年8月期第3四半期累計(23年9月~24年5月)の連結決算を発表。売上高は前年同期比45.0%増の48億1500万円、経常利益は同3.7倍の3億4300万円となった。大幅増益となったほか、営業利益の実績は通期計画(2億7000万円)を上回って着地しており、評価されたようだ。キャッシュレスサービス事業では決済手数料収入の着実な上積みが奏功。デジタルサイネージ事業では、大型案件を複数受注したことが寄与した。

■バリュエンス <9270>  783円  +100 円 (+14.6%) ストップ高   本日終値
 バリュエンスホールディングス<9270>がストップ高。同社は12日取引終了後、24年8月期通期の連結業績予想を修正。営業損益の見通しを従来の12億円の赤字から6億円の赤字(前期は21億8300万円の黒字)としたことが好感されたようだ。売上高予想も813億7000万円から824億円(前期比8.2%増)に上方修正。売上総利益率が改善傾向にあることや、足もとで地金相場が好調に推移していることを踏まえて業績予想を見直したとしている。

■DAIWA CYCLE <5888>  3,010円  +372 円 (+14.1%)  本日終値
 DAIWA CYCLE<5888>が3連騰し年初来高値を更新。前週末12日の取引終了後に発表した6月度の売上速報で、既存店売上高が前年同月比27.5%増と8カ月連続で前年実績を上回り、今期に入り最も高い伸び率となったことが好感された。土・日曜日の数が2日多かったことに加えて、人材育成や在庫コントロールの強化により、電動アシスト車の販売が好調だったことが要因としている。なお、全社売上高は同35.7%増だった。

■文教堂GHD <9978>  57円  +7 円 (+14.0%)  本日終値
 12日に決算を発表。「9-5月期(3Q累計)経常は26%増益・通期計画を超過」が好感された。
 文教堂グループホールディングス <9978> [東証S] が7月12日大引け後(15:30)に決算を発表。24年8月期第3四半期累計(23年9月-24年5月)の連結経常利益は前年同期比26.2%増の1億0600万円に伸び、通期計画の7000万円に対する進捗率が151.4%とすでに上回り、さらに5年平均の86.8%も超えた。
  ⇒⇒文教堂GHDの詳しい業績推移表を見る

■東洋電機製造 <6505>  1,230円  +149 円 (+13.8%)  本日終値
 東洋電機製造<6505>は大幅高で3日続伸し年初来高値を更新。前週末12日の取引終了後に発表した24年5月期連結決算で、営業利益が9億2700万円(前の期比79.2%増)と従来予想の6億円を上回って着地したことに加えて、25年5月期も営業利益13億円(前期比40.1%増)と大幅増益を見込み、年間配当予想を前期比10円増の40円としたことが好感された。前期に海外(中国以外)向け大口案件の受注があった反動で受注高は前期比13.7%減の380億円を見込むが、交通事業で国内やインドネシア向けに環境負荷低減に向けた新造車両導入や機器の置き換えが期待できる。また、BCP(事業継続計画)の取り組みのなかで、非常用発電設備の需要増加も見込まれるとしている。

●ストップ高銘柄
 シンバイオ製薬 <4582>  310円  +80 円 (+34.8%) ストップ高   本日終値
 メドレックス <4586>  127円  +30 円 (+30.9%) ストップ高   本日終値
 トリプルアイズ <5026>  1,776円  +300 円 (+20.3%) ストップ高   本日終値
 プライム・ストラテジー <5250>  1,791円  +300 円 (+20.1%) ストップ高   本日終値
 セルシード <7776>  971円  +150 円 (+18.3%) ストップ高   本日終値
 など、17銘柄

●ストップ安銘柄
 なし

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