外為サマリー:株高を手掛かりに158円30銭台に戻す
16日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=158円37銭前後と12日の午後5時時点に比べて85銭程度のドル安・円高となっている。
15日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=158円06銭前後と前週末に比べて20銭強のドル高・円安で取引を終えた。パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の発言を受けて一時157円10銭台に軟化したが、政策変更時期に言及しなかったことから持ち直した。
この日の東京市場のドル円相場は底堅い相場展開。米大統領選でトランプ前大統領への支持が広がるとの見方が強まるなか、減税によるインフレ圧力や米財政の悪化などが意識され前日の米長期金利が上昇したことで、日米金利差の拡大を見込んだドル買い・円売りが入りやすくなっている。また、日経平均株価が反発して始まったことがリスク選好的なドル買い・円売りにつながっている面もあり、午前9時20分過ぎには158円30銭台に値を戻した。
ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0891ドル前後と12日の午後5時時点に比べて0.0015ドル程度のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=172円48銭前後と同70銭弱のユーロ安・円高で推移している。
出所:MINKABU PRESS
15日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=158円06銭前後と前週末に比べて20銭強のドル高・円安で取引を終えた。パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の発言を受けて一時157円10銭台に軟化したが、政策変更時期に言及しなかったことから持ち直した。
この日の東京市場のドル円相場は底堅い相場展開。米大統領選でトランプ前大統領への支持が広がるとの見方が強まるなか、減税によるインフレ圧力や米財政の悪化などが意識され前日の米長期金利が上昇したことで、日米金利差の拡大を見込んだドル買い・円売りが入りやすくなっている。また、日経平均株価が反発して始まったことがリスク選好的なドル買い・円売りにつながっている面もあり、午前9時20分過ぎには158円30銭台に値を戻した。
ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0891ドル前後と12日の午後5時時点に比べて0.0015ドル程度のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=172円48銭前後と同70銭弱のユーロ安・円高で推移している。
出所:MINKABU PRESS