ダウ平均は大幅反発 明日からのインフレ指標に注目移る=米国株概況
NY株式10日(NY時間16:20)(日本時間05:20)
ダウ平均 39721.36(+429.39 +1.09%)
S&P500 5633.91(+56.93 +1.02%)
ナスダック 18647.45(+218.16 +1.18%)
CME日経平均先物 42485(大証終比:+545 +1.28%)
きょうのNY株式市場でダウ平均は大幅に反発したほか、ナスダックも大幅高となった。本日もパウエルFRB議長が下院で議会証言を行っていたが、事前原稿は前日の上院での証言とほぼ同様の内容となっており、市場も特段の反応は見せていない。
利下げは視野に入っているものの、データを確認したいとのこれまでの姿勢に変化はない。直近の経済指標に景気減速の兆候が見られていることから、市場ではもう少しハト派に傾斜するとの期待も出ていた。
市場はむしろ、明日の米消費者物価指数(CPI)や明後日の生産者物価指数(PPI)に注目が移っている模様。それらは利下げ見通しおいて重要な試金石になると見られている。「CPIが冷え込み、PPIも冷え込めば、9月利上げは織り込み済みとなる」との声も出ている。予想通りであれば、FRBが注視するPCEデフレータは2%目標にさらに接近するとの分析も出ていた。
IT・ハイテクが買われたほか、素材、ヘルスケアも上昇。一方、アナリストの投資判断引き下げを受けてビザ<V>、マスターカード<MA>といったカード株が下落した。
グッドイヤー・タイヤ・アンド・ラバー<GT>が上昇。横浜ゴムが同社の産業用車両などに使われるオフロードタイヤ事業を少なくとも10億ドルで買収する方向で協議を進めている。
特殊メモリの設計開発を手掛けるスマート・グローバル<SGH>が決算を受け大幅高。1株利益が予想を上回ったほか、予想を上回る第4四半期の見通しも示した。
くら寿司USA<KRUS>が決算を受け大幅安。1株損失が予想外の赤字となったほか、通期の売上高見通しを下方修正した。
マリン用品販売のマリンマックス<HZO>が大幅高。投資会社のアイランド・キャピタル社が同社の株主に対して、YMRS事業の株式を最大100%取得することを提案した。YMRS事業はヨット・マリーナ関連のサービス事業。
法務及びコンプライアンス関連のオンラインサービスを提供するリーガルズーム・ドット・コム<LZ>が大幅安。前日引け後にガイダンスを公表し、通期の売上高およびEBITDAの見通しを下方修正した。同社はまた、ワーニコフCEOの後退も発表。
クラウドのハブスポット<HUBS>が大幅安。アルファベット<GOOG>が同社の買収を断念したと伝わった。
オンライン中古車販売のカーバナ<CVNA>が上昇。アナリストが投資判断を「買い」にし、目標株価を160ドルとした。ウォール街では最も高い水準。
ビザ<V> 263.00(-2.44 -0.92%)
マスターカード<MA> 433.64(-11.06 -2.49%)
グッドイヤー<GT> 11.11(+0.51 +4.81%)
くら寿司USA<KRUS> 49.07(-9.40 -16.08%)
スマート・グローバル<SGH> 29.32(+6.10 +26.27%)
マリンマックス<HZO> 34.26(+3.90 +12.85%)
リーガルズーム<LZ> 5.86(-1.99 -25.35%)
ハブスポット<HUBS> 492.31(-67.90 -12.12%)
カーバナ<CVNA> 130.97(+5.27 +4.19%)
アップル<AAPL> 232.98(+4.30 +1.88%)
マイクロソフト<MSFT> 466.25(+6.71 +1.46%)
アマゾン<AMZN> 199.79(+0.45 +0.23%)
アルファベットC<GOOG> 192.66(+2.22 +1.17%)
テスラ<TSLA> 263.26(+0.93 +0.35%)
メタ<META> 534.69(+4.69 +0.88%)
AMD<AMD> 183.96(+6.86 +3.87%)
エヌビディア<NVDA> 134.91(+3.53 +2.69%)
イーライリリー<LLY> 939.78(+7.28 +0.78%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
ダウ平均 39721.36(+429.39 +1.09%)
S&P500 5633.91(+56.93 +1.02%)
ナスダック 18647.45(+218.16 +1.18%)
CME日経平均先物 42485(大証終比:+545 +1.28%)
きょうのNY株式市場でダウ平均は大幅に反発したほか、ナスダックも大幅高となった。本日もパウエルFRB議長が下院で議会証言を行っていたが、事前原稿は前日の上院での証言とほぼ同様の内容となっており、市場も特段の反応は見せていない。
利下げは視野に入っているものの、データを確認したいとのこれまでの姿勢に変化はない。直近の経済指標に景気減速の兆候が見られていることから、市場ではもう少しハト派に傾斜するとの期待も出ていた。
市場はむしろ、明日の米消費者物価指数(CPI)や明後日の生産者物価指数(PPI)に注目が移っている模様。それらは利下げ見通しおいて重要な試金石になると見られている。「CPIが冷え込み、PPIも冷え込めば、9月利上げは織り込み済みとなる」との声も出ている。予想通りであれば、FRBが注視するPCEデフレータは2%目標にさらに接近するとの分析も出ていた。
IT・ハイテクが買われたほか、素材、ヘルスケアも上昇。一方、アナリストの投資判断引き下げを受けてビザ<V>、マスターカード<MA>といったカード株が下落した。
グッドイヤー・タイヤ・アンド・ラバー<GT>が上昇。横浜ゴムが同社の産業用車両などに使われるオフロードタイヤ事業を少なくとも10億ドルで買収する方向で協議を進めている。
特殊メモリの設計開発を手掛けるスマート・グローバル<SGH>が決算を受け大幅高。1株利益が予想を上回ったほか、予想を上回る第4四半期の見通しも示した。
くら寿司USA<KRUS>が決算を受け大幅安。1株損失が予想外の赤字となったほか、通期の売上高見通しを下方修正した。
マリン用品販売のマリンマックス<HZO>が大幅高。投資会社のアイランド・キャピタル社が同社の株主に対して、YMRS事業の株式を最大100%取得することを提案した。YMRS事業はヨット・マリーナ関連のサービス事業。
法務及びコンプライアンス関連のオンラインサービスを提供するリーガルズーム・ドット・コム<LZ>が大幅安。前日引け後にガイダンスを公表し、通期の売上高およびEBITDAの見通しを下方修正した。同社はまた、ワーニコフCEOの後退も発表。
クラウドのハブスポット<HUBS>が大幅安。アルファベット<GOOG>が同社の買収を断念したと伝わった。
オンライン中古車販売のカーバナ<CVNA>が上昇。アナリストが投資判断を「買い」にし、目標株価を160ドルとした。ウォール街では最も高い水準。
ビザ<V> 263.00(-2.44 -0.92%)
マスターカード<MA> 433.64(-11.06 -2.49%)
グッドイヤー<GT> 11.11(+0.51 +4.81%)
くら寿司USA<KRUS> 49.07(-9.40 -16.08%)
スマート・グローバル<SGH> 29.32(+6.10 +26.27%)
マリンマックス<HZO> 34.26(+3.90 +12.85%)
リーガルズーム<LZ> 5.86(-1.99 -25.35%)
ハブスポット<HUBS> 492.31(-67.90 -12.12%)
カーバナ<CVNA> 130.97(+5.27 +4.19%)
アップル<AAPL> 232.98(+4.30 +1.88%)
マイクロソフト<MSFT> 466.25(+6.71 +1.46%)
アマゾン<AMZN> 199.79(+0.45 +0.23%)
アルファベットC<GOOG> 192.66(+2.22 +1.17%)
テスラ<TSLA> 263.26(+0.93 +0.35%)
メタ<META> 534.69(+4.69 +0.88%)
AMD<AMD> 183.96(+6.86 +3.87%)
エヌビディア<NVDA> 134.91(+3.53 +2.69%)
イーライリリー<LLY> 939.78(+7.28 +0.78%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美