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東京株式(大引け)=131円安、利益確定売りで後場値を消す

 8日の東京株式市場は、日経平均株価が前引けは高かったものの後場に軟化し続落となった。目先過熱感からの利益確定売りに押される格好となった。

 大引けの日経平均株価は前営業日比131円67銭安の4万780円70銭と続落。プライム市場の売買高概算は16億6158万株、売買代金概算は3兆9025億円。値上がり銘柄数は493、対して値下がり銘柄数は1098、変わらずは54銘柄だった。

 きょうの東京市場は、前週に日経平均が大きく水準を切り上げた反動で利食い圧力が上値を押さえる展開となった。前週末の米国株市場では、米長期金利の低下を背景にハイテク株中心に物色され、ナスダック総合株価指数とS&P500指数は史上最高値を更新した。6月の米雇用統計はおおむね事前予想と一致、FRBによる早期利下げに望みをつないだ。これを受けて東京市場でもリスク選好の地合いが期待されたが、日経平均は前週1週間で1300円あまりも水準を切り上げていたことで持ち高調整の売りが出た。また、今週はきょうと週央10日にETF分配金捻出に伴う売りが1兆数千億円規模で出るとの観測があり、積極的に上値を買う動きは見られなかった。それでも前場は売り物をこなし頑強ぶりを発揮したが、後場に入ると一貫して下値を探る展開に。先物主導の売りで結局安値引けとなった。

 個別では、レーザーテック<6920>、東京エレクトロン<8035>などが冴えず、日立製作所<6501>も軟調。川崎汽船<9107>、日本郵船<9101>なども安い。アイシン<7259>が下落、任天堂<7974>も下値を試す展開に。ユーグレナ<2931>、日本ペイントホールディングス<4612>などが大幅安となり、ハイデイ日高<7611>は値下がり率トップに売られた。ミガロホールディングス<5535>や日本金銭機械<6418>が大きく水準を切り下げ、低位ではユニチカ<3103>の下げが目立つ。

 半面、売買代金断トツとなった三菱重工業<7011>が利益確定の動きを吸収し小幅プラス圏で着地、ソフトバンクグループ<9984>も売り物をこなし切り上昇して引けた。ファーストリテイリング<9983>がしっかり、三菱電機<6503>も堅調。SMC<6273>、ローツェ<6323>が大きく上値を伸ばし、三井松島ホールディングス<1518>はストップ高人気。ジンズホールディングス<3046>、栗本鐵工所<5602>、四国化成ホールディングス<4099>なども値を飛ばした。

出所:MINKABU PRESS

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