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話題株ピックアップ【昼刊】:荏原、三菱UFJ、ソフトバンクG

■荏原 <6361>  2,506.5円  +136.5 円 (+5.8%)  11:30現在  東証プライム 上昇率5位
 荏原<6361>が上昇トレンドを明示、25日移動平均線をサポートラインに上放れる動きにある。株式5分割でマーケットの視線を集めたが、前日が権利落ち日できょうは分割後の株価で2日目となる。業績は増収増益基調が続いており、機関投資家の継続的な実需買いが観測されている。足もとでは権利取り狙いの買いに代わり、先端半導体分野での同社の活躍を期待した個人投資家の買いも誘導しているもようだ。同社はポンプ最大手で環境関連装置での実績は広く知られるが、最近は半導体分野での活躍がクローズアップされている。半導体ウエハーを研磨するCMP装置で世界屈指の商品シェアを有し、最先端半導体分野でも存在感を放っており、日の丸半導体会社ラピダスの関連有力株としても将来性が期待されている。

■三菱UFJ <8306>  1,729.5円  +65 円 (+3.9%)  11:30現在
 三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>や三井住友フィナンシャルグループ<8316>、みずほフィナンシャルグループ<8411>など銀行株が堅調推移。日本時間28日午前、11月の米大統領選に向けた候補者のテレビ討論会が開かれているが、時間外取引で米長期金利に上昇圧力が掛かっている。国内では日銀による追加利上げ観測がくすぶる状況にあって、金利の先高観を背景に、事業環境の更なる改善を見込んだ買いが入り、銀行セクターの上昇に寄与したようだ。

■平和堂 <8276>  2,423円  +84 円 (+3.6%)  11:30現在
 平和堂<8276>は続騰し年初来高値を更新した。27日の取引終了後、取得総数200万株(自己株式を除く発行済み株式総数の3.9%)、取得総額60億円を上限とする自社株買いの実施を発表。これが株価を刺激したようだ。取得期間は8月21日~2025年8月20日。あわせて25年2月期第1四半期(2月21日~5月20日)の連結決算も発表した。営業収益は前年同期比4.3%増の1052億7800万円、最終利益は同27.6%増の20億600万円だった。

■ソフトバンクグループ <9984>  10,460円  +325 円 (+3.2%)  11:30現在
 ソフトバンクグループ<9984>が3日続伸、目先筋の利益確定売り圧力をこなし頑強な値動き。1万円大台固めの動きをみせている。ここ米国株市場ではハイテク株が買い戻される流れとなっており、ナスダック総合株価指数は前日まで3日続伸と上値指向にある。米ハイテク株に積極投資を行い、ナスダック市場の動向と株価の連動性が高い同社株には追い風となっている。また、前日に同社は医療データを人工知能(AI)で解析するサービスを立ち上げることを正式発表、孫正義会長兼社長は記者会見で医療とAIの新たな融合を掲げ、需要開拓に意欲的な姿勢をみせており、これも足もとの株価刺激材料となっている。

■オプティム <3694>  707円  +15 円 (+2.2%)  11:30現在
 オプティム<3694>が反発している。27日の取引終了後、AIを用いた報告書自動作成カメラアプリ「OPTiM Taglet(オプティムタグレット)」を発表しており、好材料視されている。同アプリは、ユーザーが「OPTiM Taglet」を利用し、同アプリ内で写真撮影を行い写真の状況が分かるタグ付けをすることで、AIにより報告書を自動的に作成することを可能にしたアプリ。これにより、写真での記録が必要な現地調査報告や作業状況報告が手軽に行えるようになり、業務コストの圧縮と効率化を実現するとしている。

■淺沼組 <1852>  3,770円  +35 円 (+0.9%)  11:30現在
 淺沼組<1852>は続伸している。27日の取引終了後に自社株買いを実施すると発表したことが好感されている。上限を6万株(発行済み株数の0.37%)、または2億5000万円としており、取得期間は7月1日から29日まで。同社では役員向け譲渡制限付株式報酬制度及び従業員向け譲渡制限付株式報酬制度を導入しており、これに関連して交付される株式として活用するためとしている。

■東北新社 <2329>  520円  -9 円 (-1.7%)  11:30現在
 東北新社<2329>が冴えない動き。27日の取引終了後、25年3月期の連結業績予想について、純利益を50億9800万円から34億6900万円(前期比13.7%減)へ下方修正し、増益予想から一転して減益予想としたことが嫌気されている。米国子会社が出資している投資事業組合の出資持ち分について、ボラティリティが高く、連結財務諸表に与える影響が大きくなっており、今後の飛躍的な改善の見通しも立っていないため、財務の安定性の確立を目的に譲渡することを決定。それに伴い投資有価証券評価損19億8300万円を特別損失として計上することが要因としている。なお、売上高460億4500万円(同12.8%減)、営業利益21億6300万円(同19.2%減)は従来見通しを据え置いた。

■音通 <7647>  33円  +5 円 (+17.9%)  11:30現在
 音通<7647>が高い。27日の取引終了後、GENDA<9166>が自社に対し、完全子会社化を目的にTOBを実施すると発表。TOB価格を1株33円としており、これにサヤ寄せする格好となっている。岡村邦彦社長を含む取締役らの資産管理会社であり、音通の筆頭株主であるデジユニットは同TOBに応募せず、TOB成立後にGENDAがデジユニット株をすべて取得するという。買い付け予定数は1億5274万5735株(下限7832万株、上限設定なし)、買い付け期間は6月28日から8月13日まで。東京証券取引所は27日付で音通を監理銘柄(確認中)に指定した。

■大運 <9363>  464円  +63 円 (+15.7%) 一時ストップ高   11:30現在
 大運<9363>は一時ストップ高。27日取引終了後、取得上限は120万株(自己株式を除く発行済み株数の21.69%)、または3億円とする大規模な自社株買いの実施を発表した。期間は7月1日から来年6月30日まで。これを好感した買いが集まっている。

■YE DIGITAL <2354>  785円  +55 円 (+7.5%)  11:30現在
 YE DIGITAL<2354>は大口の買い注文に寄り付かず、カイ気配スタートとなった。安川グループのIoTソリューションを支える中核企業で企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)需要を捉え、足もとの業績は好調を極めている。同社が27日取引終了後に発表した25年2月期第1四半期(24年3~5月)決算は営業利益が前年同期比82%増の3億2600万円と急拡大、これを評価する買いを呼び込んでいる。生成AIの発展や既存システムの更新需要、省人化ニーズなどを背景に企業のデジタル関連投資が旺盛で同社の商機を高めている。株価は6月に入ってから順調に下値を切り上げてきたが、好決算発表を受けて目先上げ足に弾みがついている。

■倉元製作所 <5216>  501円  +33 円 (+7.1%)  11:30現在
 倉元製作所<5216>が急反発している。東京証券取引所が27日の取引終了後、信用取引による新規の売り付け及び買い付けに係る委託保証金率を50%以上(うち現金20%以上)とする信用取引の臨時措置を28日売買分から解除すると発表。また、日本証券金融も28日から貸借取引自己取引分及び非清算参加者ごとの清算取次貸借取引自己取引分に係る銘柄別増担保金徴収措置を解除すると発表しており、取引負担の減少で短期資金の流入が再び活発化するとの思惑から買いが流入しているようだ。

■くろがね工作所 <7997>  1,228円  +79 円 (+6.9%)  11:30現在
 くろがね工作所<7997>が続急伸している。27日の取引終了後、集計中の第2四半期累計(23年12月~24年5月)連結業績予想について、売上高が従来予想の36億7000万円から40億2100万円(前年同期比5.6%増)へ、営業利益が収支均衡から9500万円(同3.4倍)へ、最終利益が1500万円から8600万円(同74.7%減)へ上振れて着地したようだと発表しており、好材料視されている。前期に納入期限延期になっていた大型案件の納入が進捗したことに加え、首都圏における新規の引き合い、受注件数が伸長したことにより、物流施設向けなどの特注品の受注が拡大したことが貢献。また、前期に物件ごとの収支見積もりの厳格化により受注工事損失引当金を計上したことや、新規受注案件における価格転嫁が進捗してきたことで売上総利益率が改善方向にあることも寄与した。

■FフォースG <7068>  714円  +45 円 (+6.7%)  11:30現在
 フィードフォースグループ<7068>は年初来高値更新。27日取引終了後、25年5月期連結業績予想について売上高を前期比8.3%増の45億8000万円、純利益を同2.5倍の11億7200万円と発表。売上高、純利益とも過去最高を更新する見通しとなり、これを好感した買いが入っている。配当予想は無配継続とした。同時に発表した24年5月期決算は売上高が前の期比6.6%増の42億2900万円、純利益が同4.2倍の4億7300万円だった。運用型広告代行やデジタルマーケティング支援を行う主力のプロフェッショナルサービス事業が好調だった。あわせて、取得上限46万株(自己株式を除く発行済み株数の1.8%)、または3億円とする自社株買いの実施を発表した。期間は7月2日から同月5日まで。東京証券取引所の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)で取得する。取得した株式は7月31日付で消却する。

■理経 <8226>  310円  +15 円 (+5.1%)  11:30現在
 理経<8226>がしっかり。28日、顔認証を利用した誤薬防止システム「メディアシ」を開発したと発表した。サービスの販売を促進するため、医療・薬科機器メーカーのタカゾノ(大阪府門真市)と代理店契約を締結したという。販売拡大を期待した買いが株価を支援したようだ。理経はアプリケーションの開発・導入・保守などを担い、タカゾノは介護施設に対するサービスの提案などを展開する。介護士が施設入居者の服薬介助をする際の人の手による処方薬の確認作業について、顔認証を利用したシステムを活用することで、より容易に行えるようになるという。

■テイン <7217>  989円  +45 円 (+4.8%) 一時ストップ高   11:30現在
 テイン<7217>が一時ストップ高の水準となる前営業日比150円高の1094円に買われ、年初来高値を更新した。27日の取引終了後、発行済み株式総数の7.4%に相当する自己株式40万株を7月4日に消却すると発表。再放出による株式需給の潜在的な悪化リスクが後退したと受け止められたようだ。消却後の自己株式は発行済み株式総数の0.1%となるとしている。

■リグア <7090>  1,590円  - 円 ( - %) ストップ高   11:30現在
 リグア<7090>がストップ高まで買われている。同社は27日取引終了後、環境配慮型の素材開発や製品の製造などを手掛けるTBM(東京都千代田区)と業務提携したと発表しており、これが材料視されているようだ。この業務提携により、同社グループの成長軸である「IFMC.(イフミック:ナノメーターレベルの非常に微小なミネラル結晶体で、血行促進による疲労回復、筋肉の疲れ・こりの緩和、神経痛・腰痛・筋肉痛の緩和、体感の安定などの効果があるとされる)」と環境配慮型素材「LIMEX」を組み合わせた高機能・高付加価値な製品開発に取り組むとともに、国内だけでなく海外の需要も見据えたグローバルな展開なども視野に入れているとしている。

●ストップ高銘柄
 中村超硬 <6166>  458円  +80 円 (+21.2%) ストップ高   11:30現在
 など、2銘柄

●ストップ安銘柄
 ENECHANGE <4169>  422円  -100 円 (-19.2%) ストップ安売り気配   11:30現在
 AHCグループ <7083>  3,430円  -700 円 (-16.9%) ストップ安売り気配   11:30現在
 以上、2銘柄

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