セレンディップホールディングス---日本ものづくり事業承継基金1号投資事業、勝和産業と資本業務提携
セレンディップホールディングス<7318>は10日、子会社のセレンディップ・フィナンシャルサービスとSBIホールディングス<8473>のグループ会社の新生企業投資が共同で運営する日本ものづくり事業承継基金1号投資事業が勝和産業との資本業務提携に関する合意に達し、投資を実行したことを発表。
同件は2023年2月に設立されたものづくりファンドによる2件目の投資となる。同ファンドの規模は、56.70億円で、国内の中小ものづくり企業が対象である。
勝和産業は、福岡県筑後市に所在し、プラスチック製品の成型および販売を展開している。今回、勝和産業は、横溝邦博社長から次期経営者である次女の横溝琴堅常務取締役への事業承継をするに当たり、同ファンドが出資することにより、事業承継の課題解決を行い、同社グループとSBIグループのネットワークと経営支援のノウハウを活用し、既存の取引先との信頼関係を継続するとともに、生産性の向上や全国の取引先との取引拡大などに取り組んでいく。経営面の支援として、同社グループより製造業のPMIに精通しているメンバーを取締役として派遣し、引き続きプラスチック成型の販路拡大および事業の発展に力を入れていく。
《SI》
提供:フィスコ