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米株高を映して自律反発の展開【クロージング】


18日の日経平均は反発。379.67円高の38482.11円(出来高概算は14億1000万株)で取引を終えた。前日の大幅安の反動や、米国市場で主要株価指数が上昇したことなどから、買い戻しの動きが強まり。日経平均は反発スタート。前引けにかけて上げ幅を広げ、38519.02円まで水準を戻した。その後は次第に様子見ムードが強まり、日経平均は38300~38400円台でのもみ合いが続いた。

東証プライムの騰落銘柄は、値上がり銘柄数1100を超え、全体の7割超を占めた。セクター別では、その他製品、海運、精密機器、サービスなど27業種が上昇。一方、医薬品、電気ガス、卸売など5業種が下落し、鉄鋼は変わらずだった。指数インパクトの大きいところでは、東エレク<8035>、TDK<6762>、ファーストリテ<9983>、信越化<4063>、アドバンテス<6857>が堅調だった半面、第一三共<4568>、ダイキン<6367>、7&iHD<3382>、武田<4502>が軟化した。

前日の米国市場は、6月のNY連銀製造業景況感指数が市場予想を上回り、米国景気の堅調さが示されたことなどから主要株価指数が上昇。なかでもナスダック指数やSOX指数は最高値を更新。東京市場にも好影響を与え、指数寄与度の高い銘柄などを中心に値を上げた。また、前日の700円超下落した反動もあり、自律反発を狙った買いも加わり、日経平均の上げ幅は一時400円を超えた。また、今週から月末にかけて、配当金の支払いがピークを迎え、再投資に対する期待も相場を支える面もあるようだ、

日経平均はひとまず反発したが、売買代金は3兆円台と商いは低調で、「アク抜け感が出るにはもう少しボリュームが必要」との声も聞かれる。前日の下げで欧州の政局不安はある程度織り込んだとみてもいいだろうが、先行き不透明感は完全に拭えていないだけに、目先的には海外市場の動きなどをにらみながら不安定な値動きが続く可能性は高いだろう。目先は米経済指標を受けた米国市場の動きにも警戒が必要だろう。

《CS》

 提供:フィスコ

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