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ダウ平均は小反落 米雇用統計は予想上回るも楽観ムード強い=米国株概況

NY株式7日(NY時間16:24)(日本時間05:24)
ダウ平均   38798.99(-87.18 -0.22%)
S&P500    5346.99(-5.97 -0.11%)
ナスダック   17133.13(-39.99 -0.23%)
CME日経平均先物 38640(大証終比:-10 -0.03%)

 きょうのNY株式市場でダウ平均は小反落。取引開始前に発表になった5月の米雇用統計が予想を上回る内容となり、雇用の冷え込みを示さなったことから、米株式市場は売りが先行して始まった。

 今週は弱い米経済指標が相次ぎ、エコノミストからも今回の米雇用統計は予想を下回る可能性も示唆されていた。しかし、結果は雇用の底堅さを示す内容で、今週復活していたFRBの利下げ期待は再び後退している。短期金融市場では年内の利下げ確率を大きく低下させており、年内1回との見方が優勢となっているようだ。

 ただ、いまの米株式市場は楽観的ムードが広がっている。売りが一巡すると押し目買いも入り、ダウ平均はプラスに転じる場面が見られた。利下げ期待は後退したものの、景気の底堅さは示す内容でもあった。

 米大手証券のストラテジストは「FOMCと利下げに関しては、良いニュースも悪いニュースになるが、現在の環境で良いデータは良いデータだというのがわれわれの最終的な考えであり、株式相場は今後も力強い展開になるはずだ」と述べていた。

 ゲームストップ<GME>が急反落。追加の増資計画を公表したことが嫌気された模様。なお、キース・ギル氏がユーチューブでライブ配信を行っていたが、その間、株価はほぼ下げ続けていた。ゲーム用の椅子に座り、サングラスをかけ、ビールを飲みながら語っていた。異様だったとの感想も出ていたが、配信開始から終了までの間に4000万株以上が取引され、オプションも大量に取引されていた。

 電子署名のドキュサイン<DOCU>が決算を受け下落。第2四半期のビリングの見通しが予想を下回った点が嫌気されている模様。通期の見通しは上方修正されている。

 バイオ医薬品のバイオメア・フュージョン<BEMA>が急落。現在進行中の1型および2型糖尿病を対象とした「BMF-219」の臨床試験について、FDAが保留を決定したことが嫌気されている。

 スキーリゾート運営のベイル・リゾーツ<MTN>が決算を受け下落。通期のEBITDAや純利益の見通しを下方修正している。

 バイオ医薬品のジェロン<GERN>が大幅高。FDAから血液疾患治療薬「ライテロ」の承認を取得したことが好感されている。

ゲームストップ<GME> 28.22(-18.33 -39.38%)
ドキュサイン<DOCU> 52.05(-2.55 -4.67%)
バイオメア<BMEA> 4.14(-7.13 -63.27%)
ジェロン<GERN> 4.59(+0.70 +17.99%)
ベイル・リゾーツ<MTN> 173.94(-20.01 -10.32%)

アップル<AAPL> 196.89(+2.41 +1.24%)
マイクロソフト<MSFT> 423.85(-0.67 -0.16%)
アマゾン<AMZN> 184.30(-0.70 -0.38%)
アルファベットC<GOOG> 175.95(-2.40 -1.35%)
テスラ<TSLA> 177.48(-0.46 -0.26%)
メタ<META> 492.96(-0.80 -0.16%)
AMD<AMD> 167.87(+1.09 +0.65%)
エヌビディア<NVDA> 1208.88(-1.10 -0.09%)
イーライリリー<LLY> 849.99(+12.70 +1.52%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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