アンジェス---共同開発品Tie2受容体アゴニスト(AV-001)が米国 FDAよりファスト・トラック指定を取得
アンジェス<4563>は29日、米国でVasomune と共同開発中の急性呼吸窮迫症候群(ARDS)の治療薬「Tie2受容体アゴニスト(AV-001)」が、米国食品医薬品局(FDA)よりファスト・トラック指定を取得したと発表した。
ARDSは重度の呼吸不全を引き起こす症状で、現在有効な治療薬がない。FDAのファスト・トラック指定は、「AV-001」が治療薬として期待されていることを示しており、この指定により開発が加速し、アンジェスの中期的な企業価値向上が期待される。
AV-001は血管の安定化とバリア機能の維持に重要な役割を果たし、第1相臨床試験で安全性と有効性が確認されており、現在、第2相臨床試験が進行中となっている。
《HH》
提供:フィスコ