SOLIZE:技術力の高いエンジニアを抱えていることに特徴
SOLIZE<5871>はエンジニアの派遣・請負による設計支援、受託開発、3Dプリンターによる試作/最終製品の製作、および製品開発プロセスを変革するコンサルティングを手掛ける。自動車等の開発に従事することができるハイエンドエンジニアが国内外で1,500名超所属する。
技術力の高いエンジニアを抱えていることに特徴を有し、足元でエンジニアの派遣時間単価は4,600円を超える水準となっている。この水準は同業のメイテックの約5,000円に次ぐ水準で、他同業他社は4,000円程度が多く、同社エンジニアの技術水準の高さがうかがえる。
足元の事業環境は良好。顧客の自動車メーカーなどは研究開発費を増やしており、同社への人材供給ニーズも強く推移している。24年12月期業績は売上高で前期比13.9%増の228億円、営業利益で10.3%増の9.7億円を計画する。中長期的には、人材獲得を進めトップラインは引き続き10%台前半の成長継続を図り、できるだけ早い段階で売上規模300~500億円水準を目指す。
配当については株主資本配当率(DOE:Dividend on equity ratio)を採用しており、前事業年度末の連結純資産の2.5%を目安としている。
《NH》
提供:フィスコ