個人投資家・有限亭玉介:株の基本は業績にあり!決算後に注目した銘柄群【FISCOソーシャルレポーター】
以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
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※2024年5月20日10時に執筆
近年は新NISAやAIが資産運用を行うサービスなど、株式投資に何らかの形で参入する人も増えてきました。株式投資に関する記事を執筆してきた人間として、多くの方がこの世界に関心を持ってくれるのは嬉しいもんですな。
改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。
何かをキッカケに株式投資の世界へ飛び込んだ初心者にとっては、見るもの全てが新鮮でわからない事だらけかもしれません。「そもそも株式とは?」、「なぜ海外のニュースで日本の株価が乱高下するのか?」、「需要と供給って何?」などなど…あたくしが株式投資を始めた時はそのような感じでした。失敗しては勉強を繰り返し…今でも株式投資が好きでそれは続けております。
「どうして株価が上がるの?」と聞かれたら、買いが売りを上回るから。という回答になります。下がる場合は、その逆という事ですな。どのような理由で買われる(売られる)かは、個別銘柄の特徴や世界情勢、あるいは日米の金融政策など、地球上の全てが株価に影響していると言っても過言ではありません。
このような説明をすると、「気軽に始めたのに、大変なものに手を出してしまったなぁ。」と思う方もおられるかも…それでも、ご安心ください。確かに永遠に買われ続ける銘柄を見つけるのは至難の業ではありますが、増配や業績拡大を繰り返している企業の株価は、長い目で見れば基本的には上昇していくものです。
ただ、そうは言っても、そんな優良銘柄を探し出すのはやはり難しいもの…だからこそあたくしが毎週こちらの記事で皆様の為に気になる銘柄をピックアップしております。今回は株式投資の基本に則って、好業績&上昇チャートが続いている銘柄をご紹介して参ります。
独立系ソフト開発受託会社のクレスコ<4674>は、25年3月期も過去最高益を更新する見通しです。チャート(日足)もしっかり年初来高値を更新しました。6月30日を基準日として株式分割も発表しております。同社は13期連続で経常利益が最高益を更新する見通しとの事で、どこまで業績拡大するのか楽しみですな。
こちらも直近の決算が好業績で増配も発表したミラースHD<8897>です。5月13日の決算発表後に窓を開けて動意すると、年初来高値となりました。首都圏を中心にマンションの分譲や太陽光発電にも注力する同社は、テーマ性でも注視です。
5月10日の決算で経常利益が最高益予想に加えて増配を発表したコンフィデンス・インターワークス<7374>は、動意すると25日線・75日線を上回りました。ゲーム・エンタメ業界の人材派遣業を手掛ける同社は、IT系人材不足を背景に業績拡大が続くか監視中。
橋梁・鉄骨の大手である宮地エンジニアリング<3431>も5月14日の決算では2期連続で最高益を更新を発表しており、チャートも上昇トレンドを継続しておりますな。政府が推進する国土強靭化にちなんだ国策銘柄としても知られた同社ですが、国内のインフラ整備事業はまだまだ継続でもありますので思惑・期待は尽きませんな。
業務用食品卸を展開する尾家産業<7481>は、近年急速に増加するインバウンド需要によって外食向け等が業績拡大している模様。また、PB商品やヘルスケア商品なども好調との事です。底値から反発したチャートは、トレンド転換へ向かうか…。年間配当が90円で、PERも割安となれば監視を強めていきたいですねぇ。
最後は山口銀行や広島のもみじ銀行などを傘下に持つ山口フィナンシャルグループ<8418>です。インフレで利上げ機運が高まっている昨今、銀行株はしっかり注視しておりますよ。5月10日には好決算に加えて、自社株買いも発表しました。4月の調整で上昇トレンドが落ち着いたかと思われた同社ですが、決算後から再びトレンドに乗れるか。
さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「アル」と共にお待ち申し上げております。
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執筆者名:有限亭玉介
ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず
《TY》
提供:フィスコ