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話題株ピックアップ【夕刊】(2):エレコム、東京センチュ、第一三共

■エレコム <6750>  1,527円  +23 円 (+1.5%)  本日終値
 エレコム<6750>が3日続伸。23日の取引終了後、自社株TOBを実施すると発表した。TOB価格は1株1309円。買い付け予定数は588万7200株、買い付け期間は5月24日から6月20日まで。これを好感した買いが入った。

■東京センチュリー <8439>  1,462.5円  +18 円 (+1.3%)  本日終値
 東京センチュリー<8439>が4日ぶりに反発。23日の取引終了後、関西電力<9503>と使用済みEV(電気自動車)電池を用いた蓄電池システムの実証試験を開始したと発表しており、好材料視された。同実証は、23年1月に締結したEVリユース電池の活用に係る業務提携の一環として行うもの。実証により定置型蓄電池システムの運用、保守などのノウハウを蓄積するとともに、システムの拡張・商用化に向けた課題の抽出と解決策の検討を進めるとしている。

■第一三共 <4568>  5,444円  +67 円 (+1.3%)  本日終値
 第一三共<4568>が堅調推移。SMBC日興証券は23日、第一三共の目標株価を6100円(従来は6000円)に引き上げた。投資評価は「1」を継続する。研究開発費の増額による影響を織り込む一方、主力の抗がん剤「エンハーツ」の臨床試験の成功など、パイプラインの進捗状況も考慮した。

■高千穂交易 <2676>  3,650円  +35 円 (+1.0%)  本日終値
 高千穂交易<2676>が反発。午後1時ごろ、6月12~14日に幕張メッセ(千葉市美浜区)で開催される「Interop Tokyo 2024」に参加すると発表しており、新たな商談への期待から買いが入った。シスコシステムズ(東京都港区)のブースで、スマートオフィスを実現するクラウドサービス「Cloom(クルーム)」について紹介する。「Cloom」は、クラウド管理型ネットワークソリューション「Cisco Meraki」を利用して、生産性向上や働き方の多様化を支援しスマートオフィスを実現するクラウドサービスで、会場ではデモを実施して詳細を説明するとしている。

■三菱電機 <6503>  2,831.5円  +22.5 円 (+0.8%)  本日終値
 三菱電機<6503>が底堅い。日本経済新聞電子版が24日早朝、「三菱電機とアイシンは電気自動車(EV)やハイブリッド車(HV)向けの電動化部品で新会社を設立する方針を固めた」と報じた。報道によると、三菱電が過半を出資し、アイシン<7259>が残りを握る形となり、インバーターなど電動化に必要な部品を開発・製造するという。三菱電は24日の取引開始前に、報道に関し「協議を行っていることは事実」とのコメントを開示。アイシンもコメントを公表し、新会社設立について協議を進めているとしたうえで、公表の準備が整い次第、速やかに公表する方針を示した。三菱電に対しては、成長分野への経営資源の投入と、自動車関連事業でのアイシンとの相乗効果を見込んだ買いが入ったようだ。

■久光製薬 <4530>  3,735円  +26 円 (+0.7%)  本日終値
 久光製薬<4530>は堅調。23日の取引終了後、240万株(自己株式を除く発行済み株数の3.17%)を上限に、24日朝の東京証券取引所の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)で自社株を取得すると発表。これが好感された。買い付け価格は23日終値の3709円。なお、東証の自己株式立会外買付取引情報によると、久光薬は240万株の買い付けをこの日予定通り実施した。

■三菱UFJ <8306>  1,571円  +7.5 円 (+0.5%)  本日終値
 三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>や三井住友フィナンシャルグループ<8316>、みずほフィナンシャルグループ<8411>は底堅く推移。この日、円債市場で新発10年債利回り(長期金利)は一時1.005%に上昇し、日銀による異次元緩和前の水準となる2012年4月以来の高水準をつけた。この日、財務省が実施した「残存期間5年超15.5年以下」の流動性供給入札は無難な結果と受け止められたものの、日銀が早期に利上げに踏み切るとの観測が続き、長期金利に上昇圧力が掛かった。銀行株に対しては、事業環境の更なる改善を見込んだ買いが入ったようだ。七十七銀行<8341>や百十四銀行<8386>など地銀株の一角が堅調で、楽天銀行<5838>が高い。

■積水化学工業 <4204>  2,225円  +6.5 円 (+0.3%)  本日終値
 積水化学工業<4204>が3日ぶりに反発。午後2時ごろ、東京都と進めているフィルム型ペロブスカイト太陽電池の実装に向けた取り組みについて、東京国際クルーズターミナル(東京都江東区)での検証を開始したと発表しており、好材料視された。今回行われる検証では、東京国際クルーズターミナル4階デッキ部にフィルム型ペロブスカイト太陽電池を設置し、耐風圧や塩害に対する耐久性などの確認を行う。国内最大規模となる港湾施設での検証となり、25年3月28日までを予定している。

■東宝 <9602>  4,850円  +8 円 (+0.2%)  本日終値
 東宝<9602>が反発。23日の取引終了後、アニメスタジオであるサイエンスSARU(東京都武蔵野市)の全株式を6月19日付で取得し子会社化すると発表しており、好材料視された。サイエンスSARUは米国ゴールデングローブ賞最優秀長編アニメーション映画賞にノミネートされた22年公開の「犬王」や、20年のテレビシリーズ「映像研には手を出すな!」などの制作で知られるアニメスタジオ。サイエンスSARUを子会社化することで、質の高いアニメーションの制作能力を強化し、グループのアニメ事業の成長スピードを加速させることが期待できるとしている。なお、同件が25年2月期業績に与える影響は軽微としている。

■しまむら <8227>  7,582円  +12 円 (+0.2%)  本日終値
 しまむら<8227>が軟地合いのなかしっかり。23日の取引終了後に発表した5月度(4月21日~5月20日)の月次売上速報で、主力のしまむら既存店売上高が前年同月比5.7%増と7カ月連続で前年実績を上回ったことが好材料視された。大型連休が天気に恵まれたことや母の日の打ち出しにより、アウター衣料、実用品ともに売り上げを伸ばした。婦人アウター衣料でJBの「SEASON REASON」や「FIBER DRY」の素肌涼やかパンツが売り上げを牽引したほか、実用品では服飾雑貨のアームカバーやサンダル、寝具・インテリアの「超COOL」ラグや敷パッドなどが好調だった。なお、全店売上高は同5.5%増だった。

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