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話題株ピックアップ【夕刊】(2):東京海上、ハマキョウ、シンプレクス

■東京海上 <8766>  5,083円  +116 円 (+2.3%)  本日終値
 東京海上ホールディングス<8766>が大幅高で上場来高値を更新。20日取引終了後、25年3月期の連結純利益を前期比25.0%増の8700億円と連続最高益の見通しを示したほか、配当予想を前期比36円増の159円と発表。あわせて自社株買いの実施も明らかにし、これらが好感され買われた。自社株買いの取得上限は6000万株(自己株式を除く発行済み株数の3.0%)、または1000億円。期間は5月21日から11月15日まで。今期見通しと同時に発表した24年3月期決算は経常収益が前の期比12.3%増の7兆4246億円、純利益が同85.7%増の6958億800万円だった。保険引き受け収益が堅調だったほか、資産運用収益が大きく伸びた。更に政策保有株式の売却方針を明らかにした。非上場株式や資本・業務提携による出資などを除き、2029年度末までに政策保有株をゼロにするという。

■ハマキョウレックス <9037>  3,990円  +85 円 (+2.2%)  本日終値
 ハマキョウレックス<9037>は3日続伸。20日の取引終了後、9月30日を基準日として1株を4株に株式分割すると発表したほか、上限を22万株(発行済み株数の1.17%)、または10億円とする自社株買いを実施するとあわせて発表したことが好感された。取得期間は5月21日から来年4月30日までで、経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の遂行を可能とするためとしている。また、同時に発表した25年3月期連結業績予想で、売上高1460億円(前期比3.9%増)、営業利益129億円(同2.6%増)、純利益86億円(同3.6%増)と増収増益を見込み、年間配当予想を中間65円・期末18円75銭と実質増配としたことも好材料視された。3PLの新規受託件数年間15社を目標とするほか、前期に子会社化した京阪久宝HD及びサカイグループの通年寄与もプラスに働く。なお、24年3月期は売上高1405億7200万円(前の期比6.6%増)、営業利益125億6900万円(同8.8%増)、純利益83億500万円(同12.2%増)だった。あわせて27年3月期を最終年度とする中期経営計画を発表しており、最終年度に売上高1610億円、営業利益147億円、純利益96億5000万円を目指すとしている。

■シンプレクス <4373>  2,756円  +41 円 (+1.5%)  本日終値
 シンプレクス・ホールディングス<4373>が続伸。20日の取引終了後、東京都港区の行政手続き100%デジタル化を支援したと発表しており、好材料視された。今回行われた港区のデジタル化は、私立幼稚園の補助金申請や要介護認定申請など約2427件のオンライン申請の導入で、これにより法律などで紙や対面での手続きが必要な申請を除き、港区の行政手続きの100%をオンラインで行うことが可能になったという。シンプレクスは子会社のXspear Consultingと組んで、サービス全体の設計、ローコードツールやマイナポータルを活用したシステムの要件調整、設計・開発を担当。また、プロジェクトの推進にあたってデジタル化の趣旨や導入後の業務など、職員の理解を促進するためのサポートや業務設計なども行ったとしている。

■アドバンテスト <6857>  5,600円  +80 円 (+1.5%)  本日終値
 アドバンテスト<6857>が上昇し、東京エレクトロン<8035>、ディスコ<6146>が堅調に推移している。米国時間22日(日本時間23日未明)に米半導体大手エヌビディア<NVDA>が決算発表を行う予定だが、これに先立ちアナリストがエヌビディアの目標株価を引き上げる動きが相次いでいる。20日の米国市場で同社株は前週末比で2%を超す上昇となり、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)の上昇率も2%を超えた。米半導体株の頑強な動きを背景に、東京市場でも半導体関連株に資金を振り向ける流れとなったようだ。

■大成温調 <1904>  4,510円  +60 円 (+1.4%)  本日終値
 大成温調<1904>が4日続伸。20日の取引終了後に上限を25万株(発行済み株数の3.88%)、または11億2500万円とする自社株買いを実施すると発表したことが好感された。取得期間は5月21日から5月29日までで、東京証券取引所の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)を含む市場買い付けにより取得するという。

■Jフロント <3086>  1,473.5円  +17 円 (+1.2%)  本日終値
 J.フロント リテイリング<3086>が3日続伸。20日の取引終了後に関東財務局に提出された大量保有報告書で、ブラックロック・グループが同社株式の5.16%を保有していることが判明しており、需給思惑的な買いが入ったようだ。保有目的は純投資としており、報告義務発生日は5月15日となっている。

■日本セラミック <6929>  2,487円  +27 円 (+1.1%)  本日終値
 日本セラミック<6929>が4日ぶりに反発。20日の取引終了後に自社株買いを実施すると発表したことが好材料視された。上限を45万株(発行済み株数の1.94%)、または10億円としており、取得期間は5月21日から7月31日まで。

■リテールパートナーズ <8167>  1,690円  +8 円 (+0.5%)  本日終値
 リテールパートナーズ<8167>が3日続伸。午前11時ごろ、「Amazon.co.jp」上に、「マルキョウネットスーパー」を年内をメドにスタートさせると発表しており、好材料視された。福岡市の一部地域を対象にスタートする予定で、対象地域に住んでいる顧客は、「Amazon.co.jp」のWEBサイトまたはAmazonショッピングアプリ上の「マルキョウネットスーパー」において、配送拠点店舗で取り扱う生鮮食品、惣菜、冷蔵・冷凍食品、飲料、食品、菓子、酒、日用品などの商品を買うことができる。同社では、従来から展開してきたグループの丸久(山口県防府市)が展開している「丸久らくらく便」及び「アルクネットスーパー」に加えて、「Amazon」との協業によりネットスーパー事業を一段と加速させるとしている。

■任天堂 <7974>  8,408円  +17 円 (+0.2%)  本日終値
 任天堂<7974>がしっかり。この日、ゲームプラットフォーム向けソフトウェアの開発会社である米シバー・エンターテインメント(フロリダ州)を完全子会社化するため、スウェーデンのゲーム開発企業、エンブレーサー・グループとの間で、株式譲渡に関する契約を締結したと発表しており、好材料視された。シバー社は、ニンテンドースイッチをはじめとするゲームプラットフォーム向けソフトウェアの開発会社で、ゲームパブリッシャーや他の開発会社から大規模タイトルの開発プロジェクトを受託し、近年では「ホグワーツ・レガシー」や、「モータル・コンバット1」の移植及び開発に携わっている。今回の子会社化は、開発スタッフをグループに迎え入れることで、技術力の高い移植及び関発リソースを確保するのが狙いとしている。なお、同件が業績に与える影響は軽微としている。

■ミラースHD <8897>  493円  -91 円 (-15.6%)  本日終値  東証プライム 下落率トップ
 MIRARTHホールディングス<8897>が急反落。20日の取引終了後、1600万株の新株式発行と600万株の公募による自己株式処分、上限330万株のオーバーアロットメントによる売り出しを実施すると発表。株式需給の悪化を懸念した売りが出た。発行価格や処分価格は5月29日から6月3日までのいずれかの日に決定する。調達資金約117億円(手取り概算額)は子会社への投融資資金に充てる。子会社を通じて再生可能エネルギー事業やホテル事業の更なる拡大を目指す構えだ。

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