貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
日経平均株価の構成銘柄。同指数に連動するETFなどファンドの売買から影響を受ける側面がある
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2502 アサヒ

東証P
1,634.5円
前日比
+11.0
+0.68%
PTS
1,636円
23:31 12/11
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
12.7 0.95 2.88 20.34
時価総額 24,861億円

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【北浜流一郎のズバリ株先見!】 ─ 来る酷暑にサマーストックで備える!


「来る酷暑にサマーストックで備える!」

●侮れぬ身近な酷暑対策、冷菓・飲料

 今年はまだクーラーを点けていない。昨年はどうだったか記憶が定かではないが、かつてはゴールデンウイーク(GW)が終わると、すぐにクーラーのお世話になった記憶がある。地球の温暖化が問題になっているわけだが、今年に限るなら我が家ではまだ温暖化の弊害は生じていないことになる。しかし、5月はまだ始まったばかり。月が進むにつれて気温がぐんぐん上がり、酷暑との戦いに突入することになる。

 昨年の夏は、新型コロナに感染したこともあって治療薬よりポカリスエットに頼る日々が続いた。今年はさすがに再感染はないだろうと楽観視しているものの、やはり「酷暑」の厳しさは考えただけで怖くなる。しかし、それが確実に訪れるものである以上、何らかの備えは考えておきたい。

私の場合、すでにエアコンは設置している(今年は買い替えの予定はない)ので、あとは冷たい飲料やアイス、涼しい場所への避暑などになる。実行しやすいのはもちろん飲料やアイスの手当てであり、私を含め多くの人がこちらでなんとか暑さをしのごうと考えるだろう。対策としては手軽ではあるが、これらを安易に考え、摂取を怠っていると、室外、いや、室内にいたとしても体温が急激に上がり、最悪死亡してしまう恐れがあるのだから軽視はできない。

 では、酷暑にはほかに具体的にはどんな対策があるのか。改めてこう自問してみると、正直なところ、画期的な対応策があるわけではない。前述したように、いつもの夏と変わらぬ常識的な対策となってしまうのだが、まずは清涼飲料になる。

●大谷翔平効果の伊藤園などに期待

その中で投資対象となる関連銘柄は、まずは伊藤園 <2593> [東証P]だ。私が外出する際に自動販売機で購入するのは、自然と「お~い、お茶」になる。味がどうこうではなく習慣で買ってしまうのだ。それに同社は今年、メジャーリーガーの大谷翔平選手とグローバル契約を結んだ。改めて書くまでもなく、大谷選手は世界のトップスターだ。そんな人物と提携した効果は計り知れない。「お~い、お茶」の販売拡大は当然期待されるし、企業イメージのアップも確約されたようなもの。株式市場はマイルドな反応ではあるものの、今後「やはり、大谷効果大きいね」と評価を高めることになるだろう。

 飲料では、 ビールのキリンホールディングス <2503> [東証P]も有望度が高い。私はアサヒグループホールディングス <2502> [東証P]のビールを愛飲しているが、今年最も売れるビールは、私の独断と偏見に基づく予想ではキリンの「晴れ風」になるだろう。なんといっても買って飲んでみたくなるデザインが素晴らしく、需要拡大が見込めそうだ。

 アイスクリームでは、まずは明治ホールディングス <2269> [東証P]になる。私はコンビニで同社の「エッセル スーパーカップ」を週に2回は購入する。一方、家族が好むのは森永乳業 <2264> [東証P]の「ピノ」であるが、こちらも投資対象としては好ましい。そして、家族の中で私だけが食しているのが(固すぎて食べられないとのこと)「あずき」のアイス。販売しているのは井村屋グループ <2209> [東証P]だ。同社は点心にも強いし、冷凍たい焼きなども手掛けている。

 そして、以上のような製品を販売するのに不可欠な製品が、冷凍冷蔵庫やショーケース、さらには製氷機となる。これらに強いのが大和冷機工業 <6459> [東証P]であり、すでに繁忙期に入っているが、今後もそれが続くと見られ、株も続伸が見込める。

 最後に、東京都競馬 <9672> [東証P]を。この会社は大井競馬場のほかに、大規模プール「東京サマーランド」も運営している。夏になれば家族連れがドッと押しかけるに違いなく、株価は急騰タイプではないものの、気温の上昇とともに現在の水準より高くなると見てよい。

以上の銘柄群、気温の上昇とともに株価も連動高が見込めるので、株式投資では酷暑をチャンスに変える布石を打って備えたい。

2024年5月10日 記

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