シンフォニアが後場急伸、防衛関連の需要増勢で今期は経常9%増益計画
シンフォニア テクノロジー<6507>が後場に急伸し、1996年以来の高値圏に浮上している。10日の午後1時40分ごろ、24年3月期の連結決算を発表。売上高と各利益が計画を上回って着地した。25年3月期の売上高は前期比7.2%増の1100億円、経常利益は同9.2%増の115億円を計画。前期の配当を10円増額したうえで、今期の年間配当予想は前期比5円増配の75円とした。業況と増配見通しを好感した買いが集まったようだ。25年3月期については、防衛関連製品の需要は増勢継続を予想。半導体製造装置の需要は今期の後半から回復すると想定する。半導体製造装置の需要動向次第では、今期に過去最高益を更新する可能性もあるとしている。
出所:MINKABU PRESS
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