西武HDは大きく売られる、各種費用・設備投資増で今期最終減益へ
西武ホールディングス<9024>は大きく売られる。9日取引終了後、25年3月期連結業績予想について、売上高を前期比2.4%増の4890億円、最終利益を同3.7%減の260億円と発表。前期に続き最終減益となる見通しを示したことが嫌気されている。
賃上げを含む人件費など各種費用や安全安心に資する設備投資の増加を見込む。東京ガーデンテラス紀尾井町の流動化を予定しているが、その影響は織り込んでいない。配当予想は前期比5円増の30円とした。なお、同時に発表した24年3月期決算は売上高が前の期比11.5%増の4775億9800万円、最終利益が同52.4%減の269億9000万円だった。
あわせて、新たな長期戦略「西武グループ長期戦略2035」を発表した。35年度に営業利益1000億円とする目標を掲げたほか、株主還元についてはDOE2%を下限とする累進配当を導入する方針を示した。
出所:MINKABU PRESS
賃上げを含む人件費など各種費用や安全安心に資する設備投資の増加を見込む。東京ガーデンテラス紀尾井町の流動化を予定しているが、その影響は織り込んでいない。配当予想は前期比5円増の30円とした。なお、同時に発表した24年3月期決算は売上高が前の期比11.5%増の4775億9800万円、最終利益が同52.4%減の269億9000万円だった。
あわせて、新たな長期戦略「西武グループ長期戦略2035」を発表した。35年度に営業利益1000億円とする目標を掲げたほか、株主還元についてはDOE2%を下限とする累進配当を導入する方針を示した。
出所:MINKABU PRESS