貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
日経平均株価の構成銘柄。同指数に連動するETFなどファンドの売買から影響を受ける側面がある
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9983 ファーストリテイリング

東証P
48,470円
前日比
-1,190
-2.40%
PTS
48,500円
22:30 11/21
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
38.6 7.37 0.93 0.44
時価総額 154,242億円
比較される銘柄
しまむら, 
良品計画, 
Uアローズ

銘柄ニュース

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本日の注目個別銘柄:セレス、ヨシコン、三菱商事など


<6758> ソニーG 12680 -380
大幅続落。米投資ファンドのアポロ・グローバル・マネジメントと共同で、メディア大手のパラマウント・グローバルに対し、約4兆円規模の買収案を提示したと伝わっている。パラマウント・グローバルはパラマウント・ピクチャーズやCBSを傘下におき、米映画製作会社スカイダンス・メディアとの間でも合併に関する交渉が続いている。巨額買収に伴う財務負担増への懸念が先行する展開になっているようだ。

<8058> 三菱商事 3467 -77
大幅続落。連休前の2日取引時間中に決算を発表、その後は軟化する動きとなっていたが、本日も売り優勢の展開となっている。25年3月期ガイダンスは純利益が9500億円で前期比1.5%減、年間配当金は前期比30円増の100円としている。配当金は期待以上との見方もあるが、コンビニ事業の再評価益や豪州の一部炭鉱売却益など大型の一過性利益2200億円を計上予定であり、実質的には大幅な減益見通しとなっている。

<3696> セレス 1809 +171
急伸。先週末に24年12月期の業績上方修正を発表している。経常利益は従来予想の16億円から20億円、前期比64.3%増に引き上げ、持分法投資利益3.7億円計上などが上振れの背景となるようだ。営業利益は16億円の従来予想を据え置いているが、モッピーの売上総利益率の良化、D2C事業の好調により想定を上回って推移している。

<9201> JAL 2729 -24
伸び悩んで続落。先週末に24年3月期の決算を発表している。EBITDAは1452億円で前期比2.2倍、3月21日に発表した上方修正値の1400億円を小幅に上振れ。年間配当金は75円で従来計画5円増配。一方、25年3月期EBITDAは1700億円で同17.1%増、配当金は80円を計画。これは3月に示したガイダンス通りであり、サプライズは乏しい状況に。目先の出尽くし感が優勢となっているもよう。

<6809> TOA 1158 -63
大幅反落。先週末に24年3月期の決算を発表。経常利益は37.1億円で前期比76.3%増となり、第3四半期決算時に上方修正した水準での着地となっている。一方、25年3月期は39億円で同5.1%増と増益率は鈍化する見通しとなっている。先週末にかけて一段高と期待感も先行していたとみられ、目先の出尽くし感が優勢となっている。なお、24年3月期営業利益は30.3億円で、2月の上方修正値32億円を下振れ。



<5280> ヨシコン 1620 +300
ストップ高比例配分。先週末に24年3月期の決算を発表、営業利益は30.3億円で前期比2.1倍となり、従来予想の24億円を大幅に上回る着地となっている。また、25年3月期も37億円で同22.1%増と連続大幅増益の見通し、年間配当金も前期比3円増の58円を計画している。さらに、発行済み株式数の2.82%に当たる20万株、3億円を上限とする自社株買いの実施も発表、評価の高まる展開となっている。

<8462> FVC 578 +80
ストップ高比例配分。先週末に自己株式の取得実施を発表している。発行済み株式数の2.9%に当たる25万株、1億円を取得上限としており、5月7日から8月31日迄が取得期限。株主還元及び資本効率の向上を図ることを取得目的としている。2月から4月にかけ、上限1億円の自社株買いを実施した直後であるだけに、継続的な株主還元の実施をポジティブに捉える動きが強まっているもよう。

<7606> Uアローズ 1947 +141
大幅続伸。先週末に4月の月次動向を発表している。既存店売上高は前年同月比17.0%増となり、4カ月連続でのプラス成長。伸び率は23年2月以来の高水準となっている。客数が同11.2%増加したほか、客単価も同4.5%上昇している。気温の上昇とともにシャツ、カットソー、ニット、ブラウスなどの夏物軽衣料が好調に推移したようだ。他の衣料品専門店と比較しても、増収率は高水準となっている。

<2735> ワッツ 712 +11
大幅続伸。前日に23年8月期の業績上方修正を発表。営業利益は従来予想の4億円から6.2億円に引き上げた。1月以降軟調に推移していた100円ショップ既存店売上が7月以降は想定より持ち直してきているほか、100円以外の商品の販売が堅調推移で原価率低減に寄与した。大幅減益見通しに変化はないが、第3四半期決算時には9.2億円から4億円に大幅下方修正していたため、ポジティブなサプライズが先行する形に。

<9983> ファーストリテ 42110 +1290
大幅反発。先週末に4月の月次動向を発表。既存店売上高は前年同月比18.9%増となり、2カ月ぶりのプラス転換。23年11月以来の2ケタ成長になった。客数が同6.8%増加したほか、客単価も同11.3%上昇した。気温が高く推移した中、打ち出した商品と実需がマッチしたことで、夏物商品を中心に好調な販売となった。3月の既存店マイナス成長以降は株価も低迷していたことで、見直しの動きが強まる流れになった。

<8860> フジ住宅 786 +47
大幅反発。先週末に24年3月期決算を発表、営業利益は前期比15.6%増の72.64億円で従来予想の64.00億円を上回り、第3四半期予想の5.7%減から増益に転じた収益性の改善により各段階利益が過去最大利益となった。25年3月期営業利益は前期比1.9%増の7400億円と伸びやかに見ている。

《TY》

 提供:フィスコ

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