オーケストラ Research Memo(2):企業のDMやDXを支援するテクノロジー企業
■会社概要
● 会社概要・沿革
Orchestra Holdings<6533>は、企業ビジョンに「創造の連鎖」を掲げ、企業のDM(デジタルマーケティング)やDX(デジタルトランスフォーメーション)を支援するテクノロジー企業である。DX事業とDM事業で技術融合やシナジー創出を推進することにより、マーケティングDX領域のリーディングカンパニーを目指している。
同社は2009年6月に設立し、2016年9月に東京証券取引所(以下、東証)マザーズへ新規上場、2017年7月に持株会社体制へ移行して商号を(株)デジタルアイデンティティから(株)Orchestra Holdingsに変更、2018年12月に東証1部へ市場変更(2022年4月の東証市場区分見直しに伴い東証プライム市場へ移行)した。
2023年12月期末時点で本社は東京都渋谷区恵比寿、資産合計は12,712百万円、純資産は6,036百万円、自己資本比率は43.1%、発行済株式数は9,817,800株(自己株式97株を含む)、連結役職員数は955名となっている。またグループは同社及び連結子会社21社で構成されている。主要連結子会社は、DX領域のSharing Innovations(2021年3月に東証マザーズへ新規上場、2022年4月の東証市場区分見直しに伴い東証グロース市場へ移行)、ヴェス(2023年4月に子会社化)、DM領域の(株)デジタルアイデンティティ、新規事業領域の(株)ワン・オー・ワン、(株)アールストーン、投資事業領域の(株)Orchestra Investmentなどである。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展)
《HH》
提供:フィスコ