<動意株・17日>(前引け)=レゾナック、FIXER、エコモット
レゾナック・ホールディングス<4004>=切り返し急で年初来高値更新。16日の取引終了後、24年12月期の連結業績予想について、売上高を1兆3300億円から1兆3600億円(前期比5.5%増)へ、営業利益を280億円から470億円(前期37億6400万円の赤字)へ、最終利益を100億円から250億円(同189億5500万円の赤字)へ上方修正した。上期において、為替水準が想定よりも円安基調で推移していることに加えて、半導体材料やHDメディアの需要回復が想定以上に進んでいることを反映し、半導体・電子材料セグメントの売上高・営業利益予想を上方修正したことが要因。また、イノベーション材料、ケミカルの両セグメントについても、足もとのナフサ価格の上昇などを反映して売上高・営業利益予想を上方修正した。
FIXER<5129>=急反発。同社は16日、デジタル庁から標準型電子カルテシステムα版の設計・開発業務を受託したことを明らかにしており、これが材料視されているようだ。この案件は、2030年までに概ね全ての医療機関で必要な患者の医療情報を共有するための電子カルテ導入を目指す医療DX推進の一環として行われるもの。このプロジェクトは今月から開始され、25年3月まで実施されるという。
エコモット<3987>=物色人気に一時ストップ高。16日の取引終了後、子会社のGRIFFYが大林組<1802>と共同で、建設現場の作業員の心拍数などのデータを活用した体調管理ソリューションを開発し、大林組が施工する約100カ所の建設現場において約3000人を対象に運用を開始することとなったと発表。今後の事業展開と収益貢献を期待した買いが入ったようだ。運用を始める体調管理ソリューション「GenVital(ゲンバイタル)」は、リストバンドを通じて収集した作業員の心拍数や位置情報と、計測器を使って集めた暑さに関するデータから、独自のアルゴリズムで計算した指標が一定の水準を超えた際に、管理者に注意喚起メールを送信する仕組み。建設現場における安全対策などの強化につなげる。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
FIXER<5129>=急反発。同社は16日、デジタル庁から標準型電子カルテシステムα版の設計・開発業務を受託したことを明らかにしており、これが材料視されているようだ。この案件は、2030年までに概ね全ての医療機関で必要な患者の医療情報を共有するための電子カルテ導入を目指す医療DX推進の一環として行われるもの。このプロジェクトは今月から開始され、25年3月まで実施されるという。
エコモット<3987>=物色人気に一時ストップ高。16日の取引終了後、子会社のGRIFFYが大林組<1802>と共同で、建設現場の作業員の心拍数などのデータを活用した体調管理ソリューションを開発し、大林組が施工する約100カ所の建設現場において約3000人を対象に運用を開始することとなったと発表。今後の事業展開と収益貢献を期待した買いが入ったようだ。運用を始める体調管理ソリューション「GenVital(ゲンバイタル)」は、リストバンドを通じて収集した作業員の心拍数や位置情報と、計測器を使って集めた暑さに関するデータから、独自のアルゴリズムで計算した指標が一定の水準を超えた際に、管理者に注意喚起メールを送信する仕組み。建設現場における安全対策などの強化につなげる。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS