神戸物産が堅調推移、円安一服で収益面での懸念が後退
神戸物産<3038>が堅調に推移している。中東情勢の緊迫化を受け、前日の米国市場では安全資産と位置付けられる国債を選好する姿勢が強まり、米長期金利は低下(長期債価格は上昇)した。一方、朝日新聞電子版が5日、単独インタビューに応じた日銀の植田和男総裁が「物価上昇率2%目標の達成に向けた『確度』がさらに高まれば、追加利上げを検討する考えを示した」と伝え、同日の円債市場では債券が売られ長期金利に上昇圧力が掛かっている。日米金利差が縮小に向かうとの見方が広がるなか、リスク選好ムードの後退による円買いも加わり、外国為替市場ではドル安・円高が進行。ドル円相場は1ドル=151円を割り込んだ。直近の円安基調が一服したことで、円高メリット株の一角には買い戻しが入ったようだ。ワークマン<7564>が底堅く、ニトリホールディングス<9843>は朝安後に一時プラス圏に浮上した。
出所:MINKABU PRESS
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