東エレク、レーザーテクなど半導体主力株が売られる、SOX指数の大幅安に追随
東京エレクトロン<8035>、レーザーテック<6920>など半導体主力株が総じて売りに押される展開。前日の米国株市場ではエヌビディア<NVDA>やマイクロン・テクノロジー<MU>など半導体大手が売られ、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)も3%安と大きく水準を切り下げた。足もとで米長期金利は低下しているものの、原油市況高などでインフレ警戒感が強まるなか、FRBによる早期利下げ期待が剥落しており、半導体セクターをはじめとするハイテク系グロース株には逆風が強まった。これを受け、東京市場でも売買代金上位の半導体製造装置大手は買いが手控えられている。なお、ディスコ<6146>は前日引け後に24年1~3月期の売上高(速報値)を発表し、前年同期比30%増、前四半期比で32%増と好調を極めたが、きょうは全般地合い悪に流されている。
出所:MINKABU PRESS
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