エフ・コード Research Memo（10）：M&Aを含めた事業成長のための投資で、将来的に株主への還元に期待

■株主還元策

エフ・コード<9211>は、現時点で株主還元策を実施していない。上場後2年間でM&Aの実行を通じて、経営基盤、収益基盤を整えたところであり、今後の成長に向けたスタートラインに立ったと言えよう。同社としては、現時点においてはM&Aを含めた事業成長への投資が、結果的に企業価値を大きく高め、将来、株主により多くの還元が可能になると判断している。実際にこれまで、グロース市場の中でも際立った成長を実現しているほか、上場からの日の浅さも考慮すれば、事業体の成長にまい進することが妥当な時期と弊社でも見ている。

（執筆：フィスコ客員アナリスト　松本章弘）

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