ナック---古着deワクチン まごころプロジェクトに参加、ポリオワクチン500名分に相当する古着回収
ナック<9788>は27日、日本リユースシステムが運営する「古着deワクチン まごころプロジェクト」の活動に参加し、ポリオワクチン500名分に相当する古着を回収したことを発表。
同プロジェクトは、不要になった衣類を専用の回収袋に入れて送ることで、衣類のリユースになるだけでなく、回収キット1口につき5人分のポリオワクチンを途上国の子どもたちに寄付できるプロジェクトである。子どもたちにワクチンを寄付するだけでなく、使わなくなった衣類の再利用や、国内外の障害のある人や途上国における雇用の創出などにもつながっている。
同社は、同プロジェクトが掲げる「限りある資源を廃棄せずに、子どもたちの笑顔を守る」という理念に共感し、SDGsの9つのゴール達成に貢献できることから、参加を決定した。1月中旬から2月末にかけて、子会社を含めた計87拠点に専用回収キット100口を設置し、約6000着の衣類が集まった。今回寄付したワクチンは、「世界の子どもにワクチンを日本委員会」を通じて、ミャンマー、ラオス、ブータン、バヌアツの子どもたちに届けられる。
同社は今後も、グループ全体でCSR活動やSDGsへの取り組みを一層強化していく。
《SO》
提供:フィスコ