<動意株・2日>(前引け)=ニレコ、JESCO、レノバ
ニレコ<6863>=大幅高で新値街道に躍り出る。鉄鋼業界向けなどを中心にプロセス制御装置、マーキング装置などを製造するほか、半導体製造装置分野向けレーザーや、光学部品などのオプティクス事業にも積極展開し需要を獲得している。業績は絶好調に推移しており、営業利益は23年3月期に前の期比倍増となる11億8200万円を達成し、24年3月期も前期比18%増の14億円見通しと急拡大を見込んでいる。中期的にも国内で大規模な半導体工場の設立が相次ぐなか、半導体向けレーザーなどの成長期待が強い。株価は1992年以来約32年ぶりの高値水準で、実質青空圏を走る展開となっている。
JESCOホールディングス<1434>=一時ストップ高。上向きの5日移動平均線を足場に上放れる動きで、2月7日以来の1000円大台復帰を果たした。電気設備工事会社で国内だけでなくアジア地域など海外での実績も豊富。24年8月期営業利益は前期比2.6倍の11億2000万円予想と急拡大で過去最高を大幅に更新する見通し。不動産売却による特別利益計上で最終利益が膨張しているとはいえ、PER5倍台は超割安といってよい。そうしたなか、1日取引終了後にベトナム・ロンタイン国際空港のターミナルビル施工監理を受注したことを発表、同案件の工期は今年3月開始で2026年11月までの期間が予定されるビッグプロジェクトであり、これを材料視する買いを呼び込んでいる。
レノバ<9519>=物色人気に急伸。1日の取引終了後、東京ガス<9531>と再生可能エネルギーや蓄電池など脱炭素分野で資本・業務提携すると発表。これを手掛かりに買われている。陸上風力発電事業の共同開発をはじめ、バイオマス発電事業や系統用蓄電池事業での協業などを検討していく。東ガスはレノバが実施する第三者割当増資を引き受け、実施後にレノバ株の13.04%を握る大株主となる見通し。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
JESCOホールディングス<1434>=一時ストップ高。上向きの5日移動平均線を足場に上放れる動きで、2月7日以来の1000円大台復帰を果たした。電気設備工事会社で国内だけでなくアジア地域など海外での実績も豊富。24年8月期営業利益は前期比2.6倍の11億2000万円予想と急拡大で過去最高を大幅に更新する見通し。不動産売却による特別利益計上で最終利益が膨張しているとはいえ、PER5倍台は超割安といってよい。そうしたなか、1日取引終了後にベトナム・ロンタイン国際空港のターミナルビル施工監理を受注したことを発表、同案件の工期は今年3月開始で2026年11月までの期間が予定されるビッグプロジェクトであり、これを材料視する買いを呼び込んでいる。
レノバ<9519>=物色人気に急伸。1日の取引終了後、東京ガス<9531>と再生可能エネルギーや蓄電池など脱炭素分野で資本・業務提携すると発表。これを手掛かりに買われている。陸上風力発電事業の共同開発をはじめ、バイオマス発電事業や系統用蓄電池事業での協業などを検討していく。東ガスはレノバが実施する第三者割当増資を引き受け、実施後にレノバ株の13.04%を握る大株主となる見通し。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS